ヴィクトリア・ベッカム45歳の誕生日を祝福し、華やかなセレブレーションを満喫したベッカム家。いかんせん人数が多いから、イベント数もおのずと多め。誕生日だけでも年に6回とならばファンが飽きても仕方なし、なんて諦めは通用しないのがセレブ界のパワーファミリー。今年はデヴィッドがヴィクトリアの寝起きスッピンを公開し、見事なまでに話題をさらってのけました。
そんな小芝居はさておき、今回、ベッカム家のファミリー写真には大きな変化が。朝食からディナーテーブルにまで、長男ブルックリンの恋人ハナ・クロスがちゃっかり写っていたのです。クロエ・グレース・モレッツにはじまり、恋の噂が絶えないモテ男、ブルックリン。しかし今回の恋はこれまでにないほど真剣なようで、今やハナはベッカム家の一員のようなべったり具合。
が、じつはバースデーパーティの前日、ふたりが路上で大げんかを繰り広げていたことが発覚。ロメオ&クルスとともに買い物へと出かけたふたりは、出先で口論に。途中でロメオが仲裁に入り、一件落着!と思いきや、ディナー後にまたもバトル。若いっていいなぁ♡なんてキュンとしながら写真を見ていると……あれ? ブルックリン、泣きべそかいてない?
夜間の写真なので定かではないものの、ニュースサイトにも「涙を浮かべていた」とのタレコミ。父譲りのタレ目がチャームポイントのブルックリンは、いつもにも増してしょんぼりとした表情……。そんな彼を見つめ、ヴィクトリアばりの強気フェイスを浮かべたハナが思うことは?
そういえば割と最近、もうひとり泣いていなかったっけ?と思い出したのがジャスティン・ビーバー。号泣しながらヘイリーになだめられる様子は、まるで母親に慰められる子供のようでした。
セレブのゴシップを追い続けて20年以上が経ちますが、若い男子の涙を見た記憶はほとんどなし。それが今や、たった半年の間にふたりも。そして何よりも驚いたのが、ちょっと前の自分だったら「女々しい!」とげんなりしていただろうに、不思議と「素直でかわいいな」と感じたコト。もしかして、もしかすると、これが母性ってやつ……?
ちなみに仲裁役を買って出た次男のロメオは、ヒートアップするふたりをなだめ、兄から引き離したハナとふたりきりで相談にのる一幕も。わずか16歳の彼が見せたオトナな振る舞いに、大人気なく胸キュン。ちなみにこの場面には三男のクルスも居合わせていましたが、ひとりだけ、まったくの知らん顔。同じ両親のもとに生まれ育った兄弟、三者三様の性格もまた、おもしろい!
ベッカム家の息子たちに抱く感情が母寄りになっていることに気づき、ああ、彼らの絶大な人気は、擬似家族体験ができるところにもあるのかな、なんて思ったり。幸福感をもらえるだけでなく、行き場のない母性を受け止めてくれるベッカム家に、感謝してもしたりない夜です。
セレブニュース担当。好きなセレブはマライア・キャリー、タイプはキアヌ・リーブス。運命の恋を探し続けてうん10年、取り柄はプラス思考。