まだまだ続く、大人の自由研究 #深夜のこっそり話 #1149

夏休みが終わり、秋のスタートですね。来年1月13日まで、東京・天王洲の寺田倉庫で映画『スター・ウォーズ』の世界を体感できる世界巡回展「スター・ウォーズ™ アイデンティティーズ:ザ・エキシビション」が開催されているのはご存じですか?もちろん、始まっているのは知っていたんです。しかし、秋冬シーズン立ち上がりの仕込みで大わらわな日々が続き、すぐには足を運べず。8月終わりにぐいっと行ってきたので、レポートさせてください。

スター・ウォーズ(以下、SW)関連の展覧会に行くのは4年ぶり。まずは劇中で使用された衣裳や小道具を間近で見られること(とくにエピソード4は公開から40年以上経っているため、現存するアイテムにも限りがあるそう)や製作のこぼれ話を楽しみに向かったのですが、特にワクワクしたのが本展の目玉でもある、SWの世界に参加できるインタラクティブな企画。

簡単に言えば、来場後に手渡されるID付きブレスレットを使い、用意された10のクエストをクリアすることで自分の性格や価値観が反映されたオリジナル・キャラクターを作れる、というもの。アバターのように単に姿かたちを選ぶのでなく、「どのように育てられたかを選んでください」、「あなたにとって最も大切な価値観を選んでください」といった切り込んだ内容の質問に答えていくことで、思わぬ形で自分を作り上げてきたもの、アイデンティティを意識させられます。主要キャラクターたちの性格や行動分析もされていて、自分との違いや共通点に気づけるのも面白く、さらにはギャラクシーに暮らすエイリアンたちにもそれぞれの性格やバックグラウンドがあるかと思うと、SWユニバースの壮大さに圧倒されるばかり。

残念だったのは、会場のエアコンが効きまくりだったからか(展示品保護の観点から、だそうです!)、終盤、持病の腰痛が気になってきて世界観に浸りきれなくなったこと(笑)。これから向かわれる方はぜひ、万全な準備のもとお楽しみください!

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の公開まであと約4ヶ月。そして、今後もシリーズ関連作が続くことが決定したとのニュースも入り、来年こそはカリフォルニア&フロリダにあるSWのテーマランド「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」でブルーミルクを飲むことを夢見つつ、展覧会をきっかけにSW研究を深めていきたいと思います!

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エディターMATSUE

モードとカルチャーの狭間で15年。音楽と鉱石とフレンチフライから逃れられません。

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