とある占いでラッキーカラーはシルバーと告げられたのをきっかけに、今夏はシルバージュエリー熱に火がつきました。そろそろ本格的な秋に向けて深みのあるゴールドや色石を取り入れたい気分ではあるけれど、せっかくだからシルバーを貫くべきかしらん。なんだかよく分からないチャレンジ精神に駆られています。
マイ・シルバー・ブームを継続させる決め手となったのが、ジョージ ジェンセンのリング「マーシー」との出会いです。ぽってりとした量感と有機的な曲線、指に沿うしなやかさとスターリングシルバーのスマートさ。すべてがストライクの圧巻投球! という感じでした。20,000円という比較的お手頃な価格も手伝って、オンラインショップでポチり。かなりの衝動買いでしたが、2019年下半期の買ってよかったものベスト10に確実に入る予感がしています。
ところで「マーシー」は、私が敬愛するデザイナーの一人であるジャクリーヌ・ラバンによるコレクションです。ジョージ ジェンセンで人気の「オフスプリング」も彼女が手がけています。思いやりや母と子の絆など、叙情的なストーリーを孕んでいるのがジャクリーヌの作品の持ち味。人と人との愛を表現したピースは、シンプルだけど強さがある。そして身につけるとじんわりと心地よく、涼やかなシルバーに不思議なあたたかみを感じます。
ちなみに私が一目惚れで購入したリングは、SPUR10月号のジュエリー特集(p95)にも掲載されています。スタイリスト丸山さんの知性ある重ねづけの妙、非常に勉強になりました。
生粋の丸顔。あだ名は餅。長いイヤリングと丈の長いスカートが好き。長いものに巻かれるタイプなのかもしれません。