薄くて軽いのにあたたかい。英国王室も認める靴下 #深夜のこっそり話 #1065

長年かけて、お買い物をし続けてきた甲斐がありました。年末のある夜、財布の中のカード類を整理していてハッとしたんです。なにげにトゥモローランドのポイントがけっこう貯まっているではないか! 意識して貯めていなかったので、いっそう得した気分。師走の慌ただしさにも背中を押され、昨年末にスーパー エー マーケットへ駆け込みました。

自分へのお年玉に選んだのは、ずっと気になっていたコーギの靴下。英国サウスウェールズで生まれた歴史あるニットブランドです。ホームページによると、19世紀に創業してから現在にいたるまでずっと、職人によるハンドメイドにこだわっているそう。そのクオリティの高さは英国王室からのお墨付きで、ロイヤル・ワラントが与えられています。

私が購入した2足は、カシミアとコットンをブレンドしたミドル丈のもの。ふわっふわでなめらかな肌ざわりは、足を入れるのが申し訳ないくらいです。履いた瞬間に思わず「ふゎ〜」と声が漏れ、足の指が踊り出します。

柔らかいだけじゃなく、薄くて軽い。なのにめちゃめちゃあたたかい! 普段の靴もスルッとはけるし、カイロを貼らなくても足もとがポカポカするんです。末端冷え症に悩む私にとっては、平成最後の白馬の王子様に出会ったような感動を覚えました。

さらに素晴らしいのは、つま先部分のなめらかさ。コーギの靴下はひとつひとつ手作業でリンキングされているので、縫い目が足指にあたっても違和感が一切ありません。抜群のはき心地とすぐれた保温性は、さすが英国王室御用達ブランド! 高級靴下なのでガシガシはく勇気はないのですが、特に縮こまるような寒さの日には、氷のような足先にホッとする温もりを与えてもらっています。

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エディターHAYASHI

生粋の丸顔。あだ名は餅。長いイヤリングと丈の長いスカートが好き。長いものに巻かれるタイプなのかもしれません。

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