鍋料理にもぴったりなネオ・調味料を見つけた!#深夜のこっそり話 #1194

発酵食品にはまっています。健康のことが気になるこの頃、整腸作用や美肌効果、免疫力アップなど体にいいことが多いので、意識的に摂るようにしているのですが、ヨーグルトや塩麹、もろみ味噌などの定番食品の他に、今年特にはまったのは“調味料”。もともとさまざまな種類を集めてしまう調味料マニアなのですが、最近はそこに「発酵していること」という条件を新たに加えて、リサーチしています。なかなかの個性あふれる“ネオ・調味料”がたくさんあるんです! 今回はその中から、鍋料理を食べることも増えるこの時期にぴったりの、おすすめをご紹介いたします。

 ひとつめは、「発酵のちから サクサクしょうゆアーモンド」。こちらは昨年吉祥寺にオープンした「キッコーマンこころダイニング」という発酵をテーマにしたお店のオリジナル商品です。ザクザクに砕いたローストアーモンドを、醤油風味のソースとして食べるというところがとっても新鮮。オイル状ということと、フライドオニオンやフライドガーリックの香ばしさもあり、和洋何にでも合うのです。私はオーソドックスなあごだし系や、しゃぶしゃぶ、もつ鍋などのとき、野菜やお肉にのせて、薬味として食べるのがお気に入り。お鍋って、始まりから終わりまでずっと同じ味で食べるイメージですが、これがあれば変化をつけて楽しめます。新感覚の美味しさに、豆腐や餃子、サラダなど、どんな料理にもついお供させてしまうので、かなりの回数でリピート中。ちなみにこの美味しさの秘密はなんだろう、と調べたところ、もろみ味噌ならぬ“もろみ醤油”をベースにしているので、お醤油を絞る前の状態の濃厚で複雑な風味があるそう。なるほど、美味しいわけです。

また、もうひとつのおすすめは「和風激辛ソース 雷」。みなさんは新潟名物「かんずり」をご存知でしょうか(新潟出身者として、全国に普及させたいお気に入りの調味料です)? 唐辛子に麹、ゆずなどを加え、数年かけて発酵させた辛味ペーストなのですが、この「和風激辛ソース 」は、かんずりをハバネロとミックスし、ソースにした進化版です(ラベルもなんだか可愛くて惹かれます)。タバスコのような見た目ですが、雷というネーミング&激辛と書いてあるだけあって、唐辛子のピリッと感が強く、その刺激がクセになります! ですが、こちらも先ほどのアーモンド同様、醤油ベースで和風なお味。また発酵食品なので、辛いとはいえどどこかマイルドで優しい風味。寄せ鍋や水炊きなどのシンプルな味の鍋料理はもちろん、キムチ鍋やチーズトマト鍋などのメニューにも相性抜群。私の“変化を楽しみたい欲求”を満たしてくれる優秀調味料です。たぶん、タバスコのようにピザやパスタなどにも合うはずなので、今度試してみようと思っています。(エディターWAKASUGI)

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エディター WAKASUGI

ファッション、カルチャー担当。家飲み&酒場含め、お酒がとにかく大好きなのに、人生初の禁酒中。そのせいかスイーツへの関心が急上昇。買い物は、事前調査をしっかりして挑むタイプ。