家事全般が苦手です。その中でも一番うんざりするのが洗濯です。以前は掃除の方が嫌いでしたが、次男が生まれてからは洗濯がダントツ首位に躍り出ました。いやもう家族ひとり増えただけで洗濯物ってこんなにすごい量になるの!? と毎日呆気にとられています。お風呂上がりに目撃する大量の汚れた服と家族4人分の濡れたタオル。ただでさえ時間も手間もかかるのに多い日は1日に3回洗濯機を回すこともあって、ため息は止まりません。洗濯にまつわるグチを言い出すと、うっかり缶ビールをプシュッとやっちゃいそうです。
毎日のストレスフルな繰り返しの中に少しでも気分のアガる瞬間が欲しいと思い、洗剤を市販のものからグレードアップさせることにしました。選ぶ基準としてハズせないのは、香りがいいことと石油系成分不使用であること。うちの子は2人とも肌が弱いので、合成界面活性剤入りのものはなるべく使わないようにしています。
いろいろと試してみて出合ったお気に入りは、シルク・ドゥ・ソレイユや劇団四季などの舞台衣装のクリーニングを手がける「リブレ ヨコハマ」が開発したオリジナル洗剤。石けんを主成分としながら、柔軟成分のアミノ酸がブレンドされています。つまりこれ1本あれば柔軟剤は不要。さらにすすぎは1回でOKなので水の節約にもなります。ナチュラル処方だけど汚れはしっかり落ちるし、柔軟剤を入れなくてもふんわり仕上がるし、香りも素敵でいいことづくめ! 特にタオルの使い心地がとてもよくなりました。
香りのバリエーションも豊富なのですが、私がハマっているのはビーチ。フローラル系の爽やかで清潔感のある香りです。干したりたたんだりするときにふわっと漂ってくると、煩わしい作業のはずなのに清々しい気持ちになるんです。600mlで2,640円(税込)と洗濯洗剤にしてはかなり高級ですが、洗い上がりの気持ちよさが全然違います。すっかり手放せなくなってしまったので詰め替えの4リットルサイズも買っちゃいました。
めんどうでしかなかったルーティンも、洗剤を変えるだけでちょっと楽しい時間になる。大げさかもしれないけど、それって幸せなことだなって思うんです。こんなご時世だからこそ、そういう小さな幸せを大切に、こつこつ集めながら生きていきたいと感じる今日この頃です。
生粋の丸顔。あだ名は餅。長いイヤリングと丈の長いスカートが好き。長いものに巻かれるタイプなのかもしれません。