「混迷する時代にこそファッションは過激になる」と語ったのは、20世紀初頭にパリで活躍したクチュリエールのエルザ・スキャパレリ。レザネフォル(狂乱の20年代)の熱気を肌で感じ、ファッションと芸術の分野において才能を開花させた彼女ですが、そこからおよそ100年後に世界が再び混迷に巻き込まれることになろうとは思いもしなかったはずです。
先日、「バレエザニュークラシック」の公演にお邪魔してきました。現代における新たなクラシックを定義することを目的に、Kバレエカンパニーのプリンシパル、堀内將平くんの旗揚げした「バレエザニュークラシック」。日本が世界に誇るバレエダンサー、現在はKバレエカンパニーの名誉プリンシパルであり、フリーで活躍する中村祥子さんを筆頭に、スターダンサーたちが一堂に集結しました。



