【ハクロ】のキンモクセイのお香と共に。1日を始める朝のルーティン #深夜のこっそり話 #1625

秋になると専ら恋しくなる香り、金木犀(キンモクセイ)。キンモクセイ絡みの新作コスメや香りもののニュースが飛び込んで来れば片っ端からSNSでチェックするくらい好きな香りなのですが、なかでも群を抜いてお気に入りなのが「HAKURO(ハクロ)」のキンモクセイのお香です。

ハクロのお香
INCENSE STICKS GLASS(左から金木犀、ザクロ)各¥3,600/HAKURO 春や夏はザクロの香りを重宝。

初めましては数年前。ふと立ち寄った銀座 蔦屋書店で“お香とあなたの物語”というお香と香りにまつわる書籍のポップアップイベントが行われており、そこでひと嗅ぎしてたちまち惚れたのがこのキンモクセイ。フローラルな甘さの中にノスタルジックな温もりを感じられる香りで、イライラや緊張、不安を和らげてリラックスしたい時におすすめだそう。

ハクロのお香
この日の香立ては、デザイナー・井上 蘭氏が手掛けるグラスワークブランド「LAN(ラン)」のものを合わせて。

ブランド名の「HAKURO(白露)」とは、草花や木に降りた白く光る露のことで、転じて消えやすくはかないものを表していて、一瞬一瞬の日常の時間をリラックスして楽しんでほしいという思いが込められているんだとか。

そんな思いも胸に留めつつ、毎朝、ゆっくりと昇ってくる朝日を浴びながら香を立て、火を灯し、煙をくゆらせ、灰が落ちるまで……。一つ一つの佇まいをじっと見つめ、香りながら過ごす束の間の時間が心を落ち着ける貴重な朝のルーティンになっています。

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エディターTOGASHI

ファッション担当。ワードローブの8割を白黒が占める自称ミニマリスト。シーズン中は野球観戦が日課。よく髪の色が変わります。

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