リモートワークで身についてしまったバッドハビッドのひとつが、カフェインの過剰摂取です。会社に出社していたときは、もっぱらお水か白湯を飲んでいたのですが、家にいるとより気分転換を求めるのか、一日に5〜7杯はコーヒーを飲むように。
そして靴を履くとなんだかキツい。ん!? 太った?と思い、ジムの体組織計で計ると脂肪ではなく水分量がどん!と増えてました。それまで“むくみ知らず”だったので大・ショックをうけました。お世話になっている鍼灸師に相談したところ、カフェインの摂り過ぎがむくみにつながる可能性があるとのこと。それでなくても、一日に5杯以上コーヒーを飲むのは身体への負担が大きいとも。飲む量を減らすぞと決意するも、行動に移せずにいたとある日の、表参道。シンシアガーデンでランチをしていたときのことです。

ドイツのオーガニックブランド「レーベンスバウム」の「COUNTRY KAFFEE」です。ドイツの国家認定 統一オーガニック認証「Bio-Siegel」を取得しているお墨付き。
原材料は、有機ライ麦、有機麦芽、有機大麦、有機チコリ根、有機イチジク。これらを粉末に加工しています。「チコリコーヒー」というジャンルがあるように、チコリは和名はキクニガナ(菊苦菜)、漢名は菊苣というそうで、独特の苦みがあり、これがコーヒーの持ち味である「苦み」を代替してくれます。むくみにもよいといわれるイチジクが入っているのも加点要素。
ほのかに甘い香りと澄んだ味わいはモカに近いでしょうか。クセがないので、豆乳やオーツミルクで割ってラテ風にしたり、夜はココアと合わせて、ホットモカココアにしたりと、レパートリー豊富に楽しめます。
また、コーヒーと違い、時間がたって酸味が強くなったり風味がおちたりすることがないので、様々な料理にも応用できます。コーヒー風味のパンケーキやパウンドケーキは最初にとライして、大満足。濃いめに淹れて作ったコーヒーゼリーもやさしい味わいで大成功。ギリシアヨーグルトにシロップ代わりにかけて、アーモンドやナッツ、ハチミツで、さっと混ぜた即興ものなども期待を裏切らないおいしさ。あ、カレーの隠し味としても◎。万能すぎる、出来る子……!と、順調にリピ買い中です。
巷では、カフェインを一切絶つという流れもありますが、私は1日にコーヒー2杯まではOKとしています。カフェインは取り過ぎがよくないのであって、コーヒーにしか出せない、味わい、リラックス効果があります。悪い習慣を止めるコツは、規制や条件でがんじがらめにするのではなく、それとは別の方向で魅力的なものを追加する、足し算の考え方が近道だと思いました。

もうひとつ、紹介したいものが。コーヒーのお供として、私の中でブレイク中の、同じくシンシアガーデンで買ったコーンスナックのり塩味。グルテンフリーで、米粉とコーンフラワーからできていてとってもヘルシー。ザクザクとした噛み応えと音も楽しく、根を詰めすぎたときの気分転換やストレス解消にもなりますよ!

食べること、カラダを動かすこと、旅することが大好物のアクティブ派。その反動か、ワードローブは甘め嗜好。花柄アイテム&ワンピースがクローゼットを占拠しています。