小ぶりのすっきりとしたメタルフレームに憧れを抱いておりましたが、やっぱりメガネは自分の顔に合わせてしっくりくるものじゃないとダメですね。わたしが選んだのは理想とは真逆の、太いアセテートフレームのラウンド型。1970年代のスタイルにインスパイアされた「Rue du Soleil」というモデルです。過日のKYOTOGRAPHIEで見た写真家のデニス・モリスさんの代表作『Soul Sista(1974)』を思い出す、レトロなデザイン。大ぶりでインパクトはありますが、「Dry Pampas」という落ち着いたブラウンカラーのクリアフレームなので、着けるとすごく肌馴染みがいいんですよ。パンチが効いているのかと思いきや、どこか控えめで知的なムードも漂い、店頭で試着してギャップ萌え。軽やかな着け心地も相まって、「これを買わずして何を買う!」と即決しました。