独特な香りや風味、辛味によって、料理の味わいに奥行きを出してくれるスパイス。その奥深さを気軽に楽しめる代表的な料理といえば、カレーになるでしょうか。カレーにぴったりな季節を前に「CSC～子供スパイスカレー計画～（以下C.S.C）」というパウチカレーに出合いました。スパイスカレーは滝汗をかくような辛味があってこそだと思っていたのですが、このカレーは辛さが苦手な人でも食べることができる、要は甘口カレーなんです。
C.S.Cのラインナップは全10種類。今回は「赤ワインキーマ／レモンベジタブル／サグチキン／マトンニハリ」の４種類をチョイス。
まずはパキスタンの国民食だという「マトンニハリ」にトライ。スパイスの複雑な風味や香りは感じるのに、全く辛くない！ 辛さ０％です。その理由は辛味のもととなる唐辛子や胡椒を取り除き、それに代わる別のスパイスを再配合しているからだそう。ほろほろほどけていく柔らかいマトンもごろごろ入っていて食べごたえ◎です。辛さはなくともスパイスの奥深い味わいがしっかりと感じられるので、スパイス料理としては大満足の一品でした。辛味が欲しい人は別売りの「CSC大人カレーペースト」をどうぞ。
レンジでチンしただけで、クオリティの高いカレーでお腹を満たせるのは、１人暮らしかつ料理する時間がない（言い訳）私にとってはとってもありがたい。今回はオンラインで購入しましたが、代々木公園の近くにある「おそうざいと煎餅もんじゃさとう（@sato.osozai.monja）」でも購入できるようです。美味しいスパイスカレーは辛いものだという固定観念から解き放ってくれたC.S.C。「CSC～子供スパイスカレー計画～」という名の通り、まだ辛いものが食べられないこどもでも美味しく食べられますし、カレー好きな大人たちにもぜひ食べてみてほしいです。
去年からハマり続けているスパイス沼からは、まだまだ抜けられなさそうな気がしています。
新米エディター。危険ギリギリのラインを攻めた海外一人旅が好き。最近はスパイス料理に沼ってしまい、口内に刺激を求める日々です。
