目を閉じると波の音が聞こえる、心も体も開放、浄化されるハワイ。なんとコロナ後の初海外、ハワイに行く機会に恵まれました~。
訪れたのは、2023年2月にオープンしたロンハーマン・ワイキキ。「まだなかったの?」という声が聞こえてきそうなほど、自然を愛するロンハーマンにぴったりの場所! 創業者・ロンさんの長年の願いが遂に、形になった夢のような空間に。
というのも、お店があるのは観光客が行きかうワイキキのランドマーク、白亜のクラシカルなホテル「モアナサーフライダー ウェスティン・リゾート&スパ」の一角という、すばらしい立地。
ロンハーマンのコンセプト・ハイ&ローミックスのLAスタイルのセレクションをベースに、「ハワイ」「海」をテーマにしたアイテムやローカルブランドとのコラボレーションが目を惹きます。
店内には、海にまつわるアートがディスプレイ
ショップに入ると目につくのは、自然派アーティストが“海”をテーマに施したアートの数々。サステイナビリティを追求するロンハーマンに共鳴する、環境保護のメッセージも込められているそう。
ワイキキ店限定の見逃せないアイテムとは?
肝心の洋服や小物は、というとやっぱり見逃せないのがワイキキ店のみで購入できるエクスクルーシブなアイテム! LA発「CIAO LUCIA(チャオ・ルチオ)」やインドの伝統的なプリント技法を使った「エスゼットブロックプリント(SZ Blockprints)」から、エクスクルーシブなプリントが登場。
レイアーティストのメレアナ・エステスと、実業家ノエル・ピーチ・ショウが手がける、モダンなハワイアンジュエリー「HIE」もここだけで買える貴重なアイテム。ハワイで古来から伝わるおまじないやラッキーワードを刻んだバングルも旅の記念にぴったり。
そのほか、自分へのご褒美やお土産に欲しいものどどんとご紹介します!
お土産にしたい、限定アイテムをレコメンド!
ロンハーマン・ワイキキ
2365 Kalakaua Ave.Tower Wing Shop #1 Honolulu, Hawaii 96815
草木染めアーティストのクリスティンはシュプーリーさんだった!
さらに、その魅力に釘付けになったのがハワイの植物などで草木染めをしているという、注目のアーティスト! OKBETというブランドを展開しており、アップサイクルや自然由来を大切にしたウエアやアクセサリー、アートなどをアトリエから発信しています。
そんなアトリエに今回は特別に潜入! デザイナーのクリスティンはパンデミックをきっかけに、植物が持つ色に惹かれてハワイ固有のナウパカやノニ、家にあったバナナやアボカドの皮などを用いた天然の染め物にのめりこんでいったそう。
もともと14歳くらいから趣味で始めていた染色の体験やハワイ大学でナチュラルリソースを学んでいたことをベースに、そのセンスが花開き、実験を重ね様々な美しい色を生み出しています。
どこを切りとってもおしゃれなアトリエ
アトリエは、クリスティンのセンスが随所に光るキュートなアレンジがたくさん。パートナーのアーティストShing02と過ごす部屋のインテリアも、さりげなくアートな雰囲気で、物作りのインスピレーションソースにもなっていそうです。
インテリアもキュートすぎるエッセンスが
草木染めのハンカチやシュシュなどの小物、ビーズアクセサリーなども手掛けるクリスティン。かわいいモードが大好きなSPURの世界観を体現したような、まさにシュプーリーさんです。
現在ロンハーマン・ワイキキのオリジナルラインRHLAとのコラボレーションTシャツや、フランク&アイリーンとのトリプルコラボも進行中だとか。染色技術をいかしたアートなども展開しているので、ぜひ今後も動向をチェックしたい!
スマートな旅は、エシカルなジップエアーとともに
また今回の旅で特筆すべきは、往復のフライト。次世代のLCCとして注目のジップエアー(ZIPAIR)とロンハーマンのコラボレーション便に初搭乗! 2023年4月から運航している成田―ホノルル線のカーボンニュートラル便で、路線単位でCO2排出量実質ゼロとなるのは世界初だとか。
機内食は、食品ロスを削減するために事前予約制を導入していたり、再生プラスチックの活用など、ニューベーシックエアラインを掲げるジップエアーの環境への意識が随所に感じられます。また、軽量化やできる限り座席をミニマルにするため、ディスプレイをなくし自身の端末でエンターテインメントを楽しめるよう工夫されていたり(機内無料Wi-Fiサービスを導入)、スマートに楽しむ未来の旅の可能性を感じさせてくれました!
ロンハーマン×ジップエアーがサポートする環境保全活動
ロンハーマン・ハワイのオープンがきっかけで進んだジップエアーとのコラボレーション。ハワイで結ばれた両社は、この地の環境保全活動も一緒に進めています。具体的には、ハワイ・オアフ島で生態系の自然復元活動を行う非営利団体「Kuilei Cliffs(クイレイクリフス)」をサポート。外来種により枯れてしまった土地をハワイ本来の生態系に戻していく試みをしており、今回、毎週土曜日に行われている活動へ同行。ハワイの原種である植物を植え、土壌を肥沃にしていくプロセスで、とても地道な作業をコツコツ積み重ねているのです。
また戻りたい! そんな恋するハワイをいつまでも
今回初めて耳にした「マラマハワイ(Mālama Hawaiʻi)」という言葉。ハワイ語でハワイを思いやる心、未来のために伝統文化や自然環境を守っていく、というハワイ州が掲げるレスポンシブル・ツーリズム(責任ある観光)のスローガンは、とても心に響き、旅を楽しむ上でとても大事なスピリットだ、と体感しました。
ひとりひとりが小さなことでも意志を持って選択することで、未来へつながる旅へ。新たな価値観を教わったハワイ旅になったのでした。あの風景にまた戻りたい、と恋しくなるハワイ! みなさんも地球にやさしいスマートな旅へ出かけてみてください~