2023.11.03

思い出の花束を、絵画のような押し花にしてもらった話 #深夜のこっそり話 #1839

とても素敵な花束を頂く機会があったのですが、儚いもので生花ではどれほど大切にしても一緒にいられる時間は限られています。そこで「これをどうにかして残したい……」と調べていたところ、花束を押し花にしてくれるお店があるという情報をキャッチ。

花束が押し花のアートピースに

思い出の花束を、絵画のような押し花にしての画像_1
プレスフラワー セミロング シナモン ¥69,300/Kannax 

色々なお店がありますが、30年以上の実績があるというKannaxにお願いしました。ここではドライフラワーと押し花の2種から仕上がりを選べるのですが、わたしは押し花をチョイス。かさばらず絵画のようで、アートとして飾れるところが気に入りました。

アトリエでの細やかな手仕事が仕上がりの要

思い出の花束を、絵画のような押し花にしての画像_2
それぞれのシルエットや色味、重なり具合も計算し尽くされています

花束はなるべく早めにアトリエに届けたほうがいいとのことで、都内のアトリエに持ち込み。仕上がりの額サイズだけでなく、額のデザインや背景布のカラー、デザイナーさんの指名など、カスタムできるところが色々。ネットオーダーでは悩んでしまったので、サンプルを見ながら決められたのがよかったです。

その後せっかくだからと、アトリエ見学もさせていただいたのですが、想像以上の細やかな手仕事の数々。例えば押し花なら、仕上がりの形を想像して、一輪一輪正面や横向きなど形をつけたり、花の特性に合わせた色をキープするための工夫があったり。アトリエ見学を通して「こんなに大切に向き合ってくださるなんて、ここにお願いできてよかったな」とほくほくした気持ちに。やっぱり思い入れのある買い物は、モノだけでなくストーリーも大切なんだよな〜と改めて感じました。そんな仕上がりを楽しみに待っていた作品が、約4ヶ月後の先日ついに届いたのです。

雰囲気はそのままに、ずっとそばに置いておける新しい花束

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花束だった時の写真がこちら。さまざまな花が自然体でいながらまとまる姿を、押し花でも再現してもらいました

生花の花束だった時のバランス感や雰囲気はそのままに、選び抜かれた花々をまとめてコンパクトに。ずっとそばに置いておけるアートになって帰ってきました。頂いた時はフレッシュな魅力を存分に楽しみましたが、これからは絵画のような押し花姿を見ながら、思い出を何度も味わうことができそうです。
自宅に絵や写真を飾るのも素敵だけれど、思い出の花束を唯一無二のアートピースにして、共に日々を過ごすのも素敵だなと思いました。

エディターHOMMAプロフィール画像
エディターHOMMA

ビューティとSDGs担当。小花柄とロマンティックディティールに目がありません。海より山派で、緑の中で過ごす時間が至福です。

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