連載を担当している「うち飲み向上委員会」でウイスキーとハイボールの特集を行なったことで、自分で作るハイボールにハマっています。もともとハイボールは好きなのですが、生来の不精ゆえ家で飲む時はもっぱら缶のハイボール一択。自分で作るなんて、面倒くさすぎる！と思っていたんですが、吉祥寺「Vision」のバーテンダー・小林渉さんに教えてもらった方法で作るハイボールの美味しさに感動しまして、以来休日は自分で作るようになりました。
トロピカルな風味が新感覚で飲みやすい
そんな私の最近のお気に入りは、台湾のウイスキー「カバラン」です。出合いは「今、バーテンダーが飲みたい【缶ハイボール】。違いを楽しむ、おすすめBEST5」という企画。市販の缶ハイボールの中から、選ばれし精鋭たちをご紹介したのですが、この時に飲んだ「カバラン」の缶ハイボールが、南国を思わせるトロピカルなテイストで超美味しかったんです!! 近年、台湾ウイスキーが日本でとっても注目されているらしいのですが、その筆頭格がここの蒸留所。
台湾の温暖な気候を生かしたシングルモルトウイスキー
これはぜひ自分でハイボールを作ってみたいと思い、早速シリーズの中でも定番の「カバラン ディスティラリー セレクト No. 1」をポチってみました。まずは、ストレートでテイスティング。ふんわり漂うバニラ香やマンゴーのような風味があってホッと癒される味わい。このコクのある甘さがクセになる！ なんでも、台湾の温暖な気候によって熟成が早く進んだ結果、この特有の甘い芳醇な味わいになるんだとか。
濃いめのハイボールで飲むのがお気に入り！
ストレートで楽しんだ後は、ちょっと濃いめのハイボールで楽しみましょう。炭酸水で割った「カバラン」はトロピカルなテイストはそのままに、さらにスルスル飲めてしまうので、気がつけば杯を重ねてしまって大変危険！（笑）。ほのかな甘みがあるので食中酒というよりは、食後酒におすすめです。余談ですが、ウイスキーは温度差に弱いらしく、それを知ってからは氷を水でゆすぐひと手間が欠かせません！ こちらの記事で美味しいハイボールの作り方を紹介しているので、参考にしてみてください。
シングルモルトのウイスキーをいきなり購入するのにためらいがある人は、まず市販の缶ハイボールを試してみるのも手。「カバラン・バー・カクテル ハイボール」は、なんと言っても手軽で、酒屋や成城石井などで購入できるのがありがたいところ。皆さんも、新トレンドの台湾ウイスキーを試してみてくださいね！
ファッションとカルチャー担当。ボーイッシュな服がワードローブの大半を占めています。ラジオとハイボールがあれば、とりあえず幸せです。
