光沢感のある黒いフラットシューズが好きです。クラシカルなバレエシューズはワードローブの定番。学生の頃からずっと履いていたので、そろそろ一捻りあるものが欲しいなと思いつつも、なかなかピンと来ず……だったのですが、このサテンリボンを結ぶバレエシューズに心奪われました。
マニッシュなのにロマンティックなバレエシューズ
それは柔らかいレザーをサテンリボンでキュッと結んだ、イタリアのシューズメーカー・SPELTAのバレエシューズBetta。甲が深くレースアップシューズのような要素もあるので、バレエシューズといえどマニッシュな印象。そこにロマンティックなサテンリボンを合わせるというバランス感がたまりません。レザーではありますが柔らかな素材によるくしゅっと感から漂うエフォートレスな印象も気に入っています。
きちんと感×抜け感で、バランサーとして活躍
ほど良い光沢感によってきちんと感はありながら、リボンやソフトな素材によって抜け感も演出。パンツに合わせても、タイツに合わせても、そのちょうどいい塩梅がバランサーとしていい働きをしてくれるんです。履き心地は軽やか、甲深ということもありしっかり足についてきてくれるので、どこまででも歩いていけそうです。もともとシワ感のある素材なので型崩れも気にならず、旅先のお供として持参すれば街歩きはもちろんディナーや観劇などでも活躍する予感。
長く愛用するにはソールの裏張りを推奨
そしてこういった革底のフラットシューズをガシガシ履くには、裏張りが欠かせない。長く愛用するためにも、早く履きたい気持ちを抑えて裏張りに出したのですが、やっぱり正解。これで安心して色んなところへ履いて行けそうです。しばらくはサテンのリボンを楽しみながら、気分に合わせてベロアのリボンに替えたり、ニュアンスチェンジするのもありだな～と思っています。
ビューティとSDGs担当。小花柄とロマンティックディティールに目がありません。海より山派で、緑の中で過ごす時間が至福です。
