もう3月なのに寒すぎる~、と思っていたら、なんだか急にあったかくなってきましたね。寒暖差に翻弄されながらも、ようやくこの週末に冬用コートをクリーニングに出せそうでウキウキしております。アウターなしで身も心も軽やかにいきたいこれからの季節、なんといっても重宝するのは1枚でスタイリングが決まるアイテムなんじゃないでしょうか。クローゼットに寝かせておいた、とっておきのワンピースを本日ついにおろしました。
幅広いシーンに対応する、クリーンなデザイン
クリーンなホワイトカラーに惹かれたこちら、個人的に応援しているジャパンブランド、「coxco(ココ)」のワンピースです。落ち感のあるリラクシングなシルエットに、コルセットをドッキングしたようなデザインがなんとも素敵。センシュアルな要素を取り入れながらも、清楚で落ち着いた仕上がりにグッときました。
黒トップスに重ねると胸元のラインがいっそう際立ち、きれいな立体感が生まれます。裾にはボックスプリーツがあしらわれて上品な印象に。足さばきも良く、着心地はじつに快適です。
共布リボンが付いているので、ロマンティックな雰囲気にアレンジもできます。甘さ控えめにいきたい場合は、シンプルにリボンなしでも。
両サイドのベルトでウエスト周りのフィット感を調節できるのもポイント。シルエットにメリハリをつけられるので、体のラインがしなやかに見えます。
何がうれしいって、夏場も着られるくらい軽やかな素材なのに、透ける心配がないんですよ。合わせるアイテムをあれこれ考えなくても、これ1枚でおしゃれに見えるのが素晴らしい。忙しい朝の時短になるほか、仕事にもカジュアルにも対応する頼もしい一着です。
社会貢献にも繋がる仕組みに
上述したように、「応援買い」にはもちろん理由があります。じつは「coxco」というブランド、ただ服を販売するだけでなく、服を通じてさまざまな社会課題を伝えることをコンセプトにしているんです。
ひとつは環境問題。サステイナブルなものづくりを実践しており、ワンピースにはリサイクルペットボトルを原料にした再生素材を使用。タグに付いている二次元コードを読み込むと、生産背景にまつわるストーリーがわかる仕組みになっています。
もうひとつは世界の貧困問題。代表の西側愛弓さんはブランド事業の傍ら、フィリピンの貧困地区で暮らす子どもたちの自立支援活動として、デザインや縫製の技術を無償で学べるファッションスクール「coxco Lab(ココラボ)」を運営されています。ブランドの売り上げの一部は「coxco Lab」の運営費用に充てられるので、商品を購入することが子どもたちの支援につながります。西側さんは、将来的にはスクールの卒業生たちを「coxco」の社員として雇用することを目指しているそう。
「ファッションを通じて誰もが平等な夢を描ける社会を目指したい」との思いから始まった西側さんの活動には、深い共感を覚えます。これからもブランドのいちファンとして、陰ながら応援していこうと思います!
「coxco」の商品はオンラインショップで購入できるほか、定期的にポップアップストアも開催しています。詳細は公式インスタグラムをチェックしてみてください。