先日、十数年ぶりに出張でソウルへ行ってきました。超高層ビル群が立ち並ぶ景色をはじめ、街の変化にびっくり。中でも最も驚いたのが、ソウルのみなさんが素敵な香水をつけていたこと。エレベーターで一緒になったビジネスマン、フォトグラファーのアシスタントを務めていた男性、みなさんいい匂いがしたんです。香りの美学が浸透している街、ソウル。

「どこの香り?」と必ず聞かれる【マティエのタイトルイメージ

「どこの香り?」と必ず聞かれる【マティエール プルミエール】の香水 #深夜のこっそり話 #2253

先日、十数年ぶりに出張でソウルへ行ってきました。超高層ビル群が立ち並ぶ景色をはじめ、街の変化にびっくり。中でも最も驚いたのが、ソウルのみなさんが素敵な香水をつけていたこと。エレベーターで一緒になったビジネスマン、フォトグラファーのアシスタントを務めていた男性、みなさんいい匂いがしたんです。香りの美学が浸透している街、ソウル。

「いい香りだね。どこの香り?」で始まるコミュニケーション

マティエール プルミエール カスタムセットのパッケージ画像

マティエール プルミエールのロゴ。シンプルで直球なロゴに、メゾンの哲学が宿っています

と、ソウルの話をしましたが、最近たまらなく好きなのが、香水の都と呼ばれる南仏グラースで誕生したマティエール プルミエールという香水。フランス語で「原料」という名を持つ通り、自然由来の香料を高い濃度で配合することに並々ならぬこだわりがあるフレグランスメゾンなんです。ここの香りをつけていると、香りオタクが多い編集部でも「どこの香り?」と聞かれることが最も多い気が!

それもそのはず。ブランドの創設者であり調香師のオーレリアン・ギシャールは、新しい香りが出来上がると、その香りをまとって街で見知らぬ人に「あなたがつけている香りは何の香り?」と尋ねられるかどうか必ず実験をしているそう。

ひと言で表すと、まさに「美しい香り」

マティエール プルミエール カスタムセットに入った香水6本の写真

6mLが6本入った マティエール プルミエール カスタムセット¥30,800

先ほどお話ししたオーレリアンさん、調香師でありながらなんと香料の元となるバラとチュベローズを有機栽培で育てているそう。言わば、シェフが料理のために畑で食材を育てているようなものなんです。このこだわり……凄すぎる! 香りを嗅いでみると、本当に「素材の良さ」が伝わります。雑味がなくラグジュアリー、そして究極にシンプルなんです。

マティエール プルミエールを代表する、3つの香り

マティエール プルミエール 代表する3本の香水

左から、フレンチ フラワー、ラディカル ローズ、パリジャン ムスク

マティエール プルミエールを語るのに欠かせない3つの香り。フレンチフラワーは、未婚の若者が夜中にチュベローズ畑を通ってはいけないという言い伝えがあるほど、(詳しくはフレグランススクール「十人十色の愛の香水」をご参照ください)夜だけ官能的な香りを放つ花チュベローズを用いています。ほとんどはインド産なのだそうですが、名前のとおり、フランス産を使用しているそう。ラディカルローズは、こだわりのローズを用いてジェンダーレスなローズに仕立てたもの。そしてパリジャンムスクは、ウッディが重なるセンシュアルなムスク。秋はニットに合わせてこの香りをつけるのが今から楽しみなんです。

酷暑の日本で愛用中の香りはやっぱり柑橘系!

マティエール プルミエール 夏におすすめの柑橘系の香り

左から、ネロリ オランジュとコローニュ セドラ

蒸し暑く、容赦ない日差しの日本の夏にも合う香りがこちら。ネロリ オランジュほんのりはほんのりビターなネロリをムスクが引き立てる、洗練されたオレンジの香り。そして、柑橘類の皮を指でつまんだときの香りを表現したコローニュ セドラ。この2つは、朝つけ忘れたと分ったら、一度家に帰るほどお気に入り。

カスタムセットにセットされているのは6mLという少なすぎずない量だから、毎朝どの香りをつけるか選べる楽しみが続くんです。捨て香なしなのもうれしいところ。「もう香水はいいや」と思っている人がいたら、マティエール プルミエールの美しい香りをぜひ試してみてください。きっとその考えは変わるはず。

今回紹介した商品はこちら!

商品名

マティエール プルミエール カスタムセット 6×6mL

ブランド

マティエール プルミエール

価格

¥30,800

エディターYOSHIDAプロフィール画像
エディターYOSHIDA

ビューティ担当。コーヒーとビターチョコ、デニムに赤リップが永遠に好きです。

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