甘い vs しょっぱいなら確実にしょっぱい派なのですが、それでも時折、いくつでも食べたくなるスイーツに出合うことがあります。そんな中のひとつが、昨年の9月に上陸していたラデュレのマカロンならぬ(もちろんマカロンも大好き!)、「ウジェニー 」。言わずと知れたフランス皇帝ナポレオン3世の皇后で、19世紀当時のトレンドセッターだったウジェニー・ド・モンティジョの名にちなんだチョコレートです。ある展示会にてウジェニーと紅茶でおもてなしいただいた時、恥を忍んで「もうひとついただいていいですか…?」とおかわりをお願いしてしまったくらいの一目惚れでした。
ラデュレの魅力はマカロンだけじゃない!
Lの刻印がアイコニック。手前から時計回りに、テ・マリー・アントワネット、ショコラ、イスパハン、ヴァニーユ、キャラメル、ピスタッシュ、ローズ
ラデュレがスイーツ監修で関わった映画『マリー・アントワネット』(2007年)からの日本上陸(2008年)には当時ワクワクしたものですが、やっぱりスペシャリテのマカロンのイメージが強かったのですよね。ウジェニーの丸いフォルムやパステルカラーはマカロンにも通じるものがありますが、もっと薄くて大きめのサイズ感。
イスパハンを半分に割ってみました
食感はマカロンがサクッ&しっとりだとしたら、ウジェニーはパリッ&なめらか&サクッなイメージです。グルテンフリーのサブレと風味豊かなフィリングが、美しい色合いの薄手のチョコレート(自然の着色料だそうです)でコーティングされています。
ウジェニーの魅力をお伝えしたく、贅沢にも全種購入してきたので、ひとつずつご紹介します!
イスパハン
アイコニックなイスパハンは、日本先行発売フレーバー。フィリングはバラとフランボワーズとライチ。コーティングはホワイトチョコレート。甘酸っぱさがたまらない!
ショコラ
フィリングはニアンボ68%のチョコレートとキャラメル。コーティングはダークチョコレート。甘すぎずビターな大人の味わい。
ピスタッシュ
フィリングはフルール・ド・セル入りのシチリア産ピスタチオのプラリネ。コーティングはホワイトチョコレート。ピスタチオの濃厚な風味を楽しめます。
テ・マリー・アントワネット
フィリングはラデュレのオリジナルティー「テ・マリー・アントワネット」が香るキャラメル。コーティングはホワイトチョコレート。バラやジャスミン、柑橘、ハチミツをブレンドした豊かな風味とパステルブルーがぴったりで、私のいちばんのお気に入り♡
ヴァニーユ
フィリングはマダガスカル産のバニラビーンズ入り。コーティングはバニラビーンズ入りのホワイトチョコレート。バニラとホワイトチョコレートの相性抜群。
ローズ
フィリングはローズとライチ。コーティングはホワイトチョコレート。ローズ&ライチ風味のイスパハンと方向性は同じながら、華やかなバラの香りをより感じます。
キャラメル
フィリングはフルール・ド・セル入りのキャラメル。コーティングはミルクチョコレート。口に入れると香ばしさがたちのぼります。
なお、マカロンがひとつ395円なのに対し、ウジェニーは476円…。私の感覚ではかなり高級なのですが、日持ちが30日以上(ラデュレオンラインブティックの記載)、保管の際の適温は15~18℃ということで取り扱いやすいのがポイントで、手土産にもぴったり。特別なお菓子としてアリなんじゃないでしょうか!
この箱のサイズだと6個入ります
今回は完全に自分用なので単品で買いましたが、美しいギフトボックス入りのセット(6個入り/12個入り/18個入り)はオンラインブティック でも購入できるので、気になる方はぜひお試しを。