【doublet】アートピースのようなダブレットのニット #深夜のこっそり話 #2048

みなさん、ゾンビって好きですか? 私は学生の時に友達と何気なく観た『ブレインデッド』というコミカルなB級ゾンビ映画(監督はなんと後に『ロード・オブ・ザ・リング』で大成功を収めるピーター・ジャクソン!)にどハマりし、それ以降ゾンビ映画と名のつくものは大体網羅してきました。そんな自称ゾンビ好きが歓喜したのが2024-’25年秋冬コレクションのダブレット。

みなさん、ゾンビって好きですか? 私は学生の時に友達と何気なく観た『ブレインデッド』というコミカルなB級ゾンビ映画(監督はなんと後に『ロード・オブ・ザ・リング』で大成功を収めるピーター・ジャクソン!)にどハマりし、それ以降ゾンビ映画と名のつくものは大体網羅してきました。そんな自称ゾンビ好きが歓喜したのが2024-’25年秋冬コレクションのダブレット。

インパクト大なゾンビメイクとは裏腹に、今季は癒しがテーマ

2024-’25年秋冬コレクションのダブレットのルック
2024-’25年秋冬コレクションのダブレットのルック。ゾンビ風のヘアメイクを施されたモデルが印象的。

コレクションのテーマは“癒し”や“リカバリー”。癒しでゾンビって? と思いますよね。ランウェイでは、ゾンビ風のヘアメイクのモデルたちがだんだんと人間らしさを取り戻していく様子を表現。詳細はぜひ、ダブレットの公式YouTubeをチェックしてみてください。最後にゾンビから人間に戻ったモデルたちの晴れ晴れとした表情も必見です。

心を掴んで離さない、ダブレットのニットを手に入れました

ダブレットのニット
ニット「DARNING CUT OFF DRIVERS KNITWEAR」¥63,800/ダブレット

正直、自分も疲れ果ててゾンビのような状態になることが多々あります。ゾンビに親近感を抱く私のような人にこそ、今季のダブレットのコレクションピースは必要なのかもしれない。そんな気持ちを抱いて展示会に伺ったところ、出合ったのがこちらのニット。

ディテールまで凝っていて最高に可愛い!

ダブレットのニット着用写真
胸もとの花々は北斗七星をイメージしたそう。

見た瞬間に、心をギュンと掴まれました。裾にあしらわれたフリンジのほつれ加減、虫食い穴を“ダーニング”という手法で繕い、あえてカラフルな配色にすることで長年育てたかのような一枚に仕上げています。胸もとに咲いた北斗七星をかたどった花の刺しゅうもポイント。実はこの北斗七星は、某有名漫画の必殺技をイメージしたそう(「お前はもう死んでいる」状態になるとかならないとか……笑)。想像の斜め上をいくユーモアセンスと可愛さのギャップがダブレットらしくて、まとうと思わずクスッと元気になれます。

ダブレットのニット着用写真後ろ

前後にカラフルな刺しゅうや花々があしらわれているので、後ろから見ても可愛さに抜かりがありません。ランウェイのルックではツイードのジャケットを羽織ってレギンスを穿いていましたが、私は一枚でシンプルにデニムと合わせようと思っています。他にも、今季は癒しがテーマなので、リカバリーウェアにも力を入れていて、機能的な素材を使用したアイテムが豊富に揃っています。疲れてゾンビのようになってしまったら、この素敵なニットをまとって人間に戻りたいと思います。

今回紹介したアイテムはこちら!

商品名:DARNING CUT OFF DRIVERS KNITWEAR
ブランド名:ダブレット
価格:¥63,800

エディターAKIYAMAプロフィール画像
エディターAKIYAMA

ファッションとカルチャー担当。ボーイッシュな服がワードローブの大半を占めています。ラジオとハイボールがあれば、とりあえず幸せです。

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