ソウルは最近やっと雪解けを迎え暖かくなり、気温も街も一気に春めいて、今は桜が見頃。GWは、1番過ごしやすい時期といっても過言ではないかと。観光地や有名な食事処もいいけど、せっかくなら流行の最先端を発信し続けるソウルらしい「ちょっと通で、洒落ているお店」に行ってみたくないですか? 渡韓する度に、グルメ開拓に勤しむ私が実際にビビッときた、最高の隠れ家イタリアン「BAR BOO(バー ブー)」をご紹介します!
梨泰院の隠れ家イタリアン「BAR BOO」
マップに従い、道を歩いていると突然現れるBAR BOOの看板。
ソウルは、梨泰院にあるイタリアンレストラン「バー ブー」。駅の4番出口を出て目の前の通りを左にまっすぐ進んでいくと、「BAR BOO」と書かれた看板が見えてきます。階段で3階に上がると、この日の目的のお店に到着。お昼過ぎに行ったので、店内はもちろん満席で、たくさんのお客さんで賑わっていました。
窓際の席からの景色。澄んだ空と梨泰院の街並みを一望でき、めちゃくちゃ綺麗でした。
運良く入店できた私たちは、なんと窓際の席へ案内され、すでにテンションは最高潮。この日は快晴だったため、開放的な景色と窓から入ってくる風がとても心地よかったです。
窓際の席はこんな感じ。提供:BAR BOO
オープンキッチンで店員の方の調理している姿が間近でみられるのも素敵。提供:BAR BOO
店のインスタグラムには料理だけではなく、店内の写真も同じくらい溢れかえっているほど、どこを撮っても映えている店内。プレートが到着するまでの間、気がついたら店内のいたるところの写真を撮っていました。
建物が長くそのまま使われ続けているソウルには、そのレトロさを活かしつつリノベーションされている店が多いんです。バー ブーもそんな店のひとつ。レトロな外壁や店内の壁などはあえて残し、モダンな要素がプラスされたスタイリッシュな店内は、見ているだけでもとても楽しかったです。
また、店員の方のスタイルが、ラフなのにどこか洗練された、今時のソウルスタイルを感じるオシャレなコーディネートで印象的でした。店のコンセプトに沿って、ディテールまでとことん追求しており、さすがソウルのホットレストランだなと......。
空間だけじゃない、味もビジュアルもコスパまで完璧なランチタイム
左から、ハウスワイン、トリュフ香るパスタ、アボカドサンドウィッチ。
15分から20分ほどで到着したプレートは、開放的な背景と相まって完璧なビジュアル。カメラを向けずにはいられませんでした。冷めると勿体無い、と食いしん坊の私たちはすぐさま待ちわびたランチタイムへ。
「おいしすぎる! 」。お互い口に入れた瞬間、顔を見合わせてつい口にしてしまうほど、ビジュアルに劣らずとにかく美味しかったです。味付けは濃いめですが、なぜか重過ぎず、ハウスワインとよく合うので、食べる手が止まりませんでした。
別角度からの一枚。このパスタはぜひとも召し上がっていただきたい!
量も見た目以上に満足感があり、2人でこの2品を分けて食べたのですが食べ終わった後はとてもお腹いっぱいになり、コスパまで抜群でした。
また、店の名前の通り、夜はバー兼レストランとして営業しているので、メニューは全て本当にお酒に合うものばかり。夜はまた、雰囲気が違うらしいので次はぜひともディナーも行ってみたい!
Roof topや階段など。フォトスポットが超充実
実は3階からRoof topまでがバー ブー。
梨泰院という地域がソウルの高台にあるということもあり、Roof topに行くとドラマや映画でよく見る、建物がみっちり階段状に連なっている光景が。見晴らしも良く、お腹を満たされた後に軽い運動がてら上がってみると、飛び込んでくる景色に心も満たされること間違いなし。フォトスポットとしてももってこいかと! この写真には写っていない反対側もとても素敵です。
Roof topに上がる途中の階段にはこんな可愛いフォトスポットが!
個人経営店激戦区ソウルにあるレストランやカフェは、どのお店に行っても必ずそこの店のコンセプトがあり、ジャンルも様々。バー ブーも、あらゆる場所に配置されたインテリアやポスターなどによる、異国情緒あふれる雰囲気が本当に魅力的で、入店から退店まで料理と共に素敵なランチタイムを過ごすことができました。ぜひ、ソウルに行かれた際は、「バー ブー」に行ってみて!