2023.04.25

【エルメス】(HERMÈS)の 人気香水記事まとめ|イマジネーションが紡ぐ香りの物語

エルメス (HERMÈS)の人気香水記事まとめ

SPUR.JPでは多くのブランドやアイテムの中から、皆さんにおすすめしたいとっておきの情報をご紹介してきました。

このページではこれまでに公開した記事の中から、ひとつのテーマにフォーカス。


今回取り上げるのは
ブランド:エルメス(HERMÈS)
テーマ:香水
です。

「庭園のフレグランス」第7作、《シテールの庭》

エルメス「庭園のフレグランス」シリーズ《シテールの庭》
《シテールの庭》 オードトワレ 100ml ¥19,580、50ml ¥13,970、30ml ¥9,460、15ml (4本セット販売) ¥18,040(2023年4月中旬より一部店舗にて先行発売予定、2023年4月26日全国発売) エルメス・イン・カラー GINZA SIX (2023年4月21日(金)よりオープンおよび先行発売予定) ©Studio des fleurs

エルメスの「庭園のフレグランス」に、7作目となる《シテールの庭》が登場。香水クリエーション・ディレクターのクリスティーヌ・ナジェルは本作で、金色の草原やオリーブなど、抽出されたエッセンスとしては存在し得ない“黄金に輝く庭園”の表現に挑んだ。

エルメス《シテールの庭》 オードトワレ 100ml ¥19,580

エルメス《シテールの庭》 オードトワレ 100ml ¥19,580

ビューティエディターによる人気コラム連載「路地裏の美容天竺からこんにちは」でも、エディターIGARASHIが「エルメス《シテールの庭》 オードトワレ」をご紹介。

パッケージにも描かれたピンクのピスタチオ、香りの主軸であるオリーブの木が風となってオーラに包まれる快感を約束します。なお、シテール島は、愛の女神ヴィーナスがたどり着いたという神話が伝わる場所。ゆえに、包容力でいっぱいの、やさしい香り立ちに納得できるはず。

縁起もののウサギつき「ローズ イケバナ」限定版

エルメス 「ローズ イケバナ」リミテッド・エディション オードトワレ
エルメス 《ローズ イケバナ》リミテッド・エディション オードトワレ 100ml ¥312,620 ©Studio des fleurs

フレッシュなバラと、カリッと硬質なルバーブの香りが鮮やかに対比するエルメッセンス コレクションの「ローズ イケバナ」。祖母が生け花をたしなんでいたアート・ディレクター、河原シンスケとの協演によるリミテッド・エディションが発売に。

100mlサイズは、イラストが描かれた専用レザーケースに入って登場。テーブルウェアの制作やエナメル加工を手掛けるメゾンのアトリエで、1人の職人が2時間ほどかけて制作するというケースは、細かなモチーフに至るまで、ひとつひとつ丁寧に手描きされたもの。緻密で正確な手仕事が、アーティストが望む仕上がりを実現している。

新しい景色を見せてくれるフローラル香水「ヴィオレット ヴォリンカ」

エルメス「ヴィオレット ヴォリンカ」オードトワレ
《ヴィオレット ヴォリンカ》 オードトワレ 100mL

「路地裏の美容天竺からこんにちは」では、エディターIGARASHIが「ヴィオレット ヴォリンカ」をレコメンド。


春の野を彩るスミレ。頭を垂れた静謐な佇まいと鮮やかな紫色が印象的な花です。新しい季節を迎える高揚感が、香りとともにフラッシュバックする人も多いはず。くすぐったい甘酸っぱさを力強く下支えするのが、ヴォリンカレザーのもつ、なめし革ならではの重厚なトーン。春風が駆け抜ける野原で、スミレとレザーが右から左から順番に優しく囁いてくる、そんな風景と一体になれるのが、このオードトワレなんです。対照的な香りとの邂逅でニオイスミレの魅力がより際立った、それこそがこの香りの勝因。私のように「ギャロップ」が好きな人なら抵抗なく愛せるはず。ニオイスミレのパウダリーな香り立ちのおかげで、よりイノセントなレザー・フローラルに仕上がりました。

上質のリネンを思わせるメンズフレグランス「H24」

エルメス「H24」
外箱には再生繊維から成る未加工ペーパーを採用。環境への配慮がここにも。 《H24》オー ド パルファム 100ml ¥17,600/エルメス(10月1日発売)

同じく「路地裏の美容天竺からこんにちは」にて、メンズフレグランス「H24」も紹介。


シーズン毎のエルメスの展示会、いつもメンズ部門にも心躍ります。ヴェロニク・ニシャニアンが創り出す、きりっとしているけれど空気のような「余裕」のあるプレタに心惹かれるのですが、メンズフレグランス「H 24」にも同じ爽やかな空気が漂っているんです。10月に発売されるオー ド パルファムは、上質のリネンを彷彿とさせる香り。白いリネンのメンズシャツをふわりと羽織るように、透明感あふれるクラリセージやローズウッド、スイセンなどが肌にグリーンのオーラとなって舞い降りる。というのも「鼻」のクリスティーヌ・ナジェルの着想源は、苔なんですよ。建造物の壁面に広がる苔の生命力、そのすべらかな大自然の力を、香りに昇華しました。メンズだけれど、ウッディ調ではない点が斬新。

エルメス初のシプレ「バレニア」

バレニア オード パルファム

バレニア オード パルファム(100㎖)¥24,860・(60㎖)¥18,370・(30㎖)¥12,650/エルメスジャポン(エルメス)

同様に「路地裏の美容天竺からこんにちは」から「バレニア」の紹介も。

アプリコットやプラム、ドライフルーツのようなオーラに導かれ、化学の力でそれを再構築した。このミラクルベリーの合成香料こそが、エルメス初のシプレに、さらなる魅力と深みを与えるカギとなる。

惹きつけられるような甘やかな引力が加わり、秘密裏のプロジェクトは「完成した」と思える瞬間を迎えた。生まれたての香水とともに、アーティスティック・ディレクターのピエール=アレクシィ・デュマを訪ねたときの彼の言葉が、この香りの本質を浮き彫りにしている。「大好き!」という率直で直感的な感想は、感情を揺さぶられた証左でもあったからだ。

子ども使えるフレグランス 《カブリオル》

エルメス フレグランス 《カブリオル》

エルメス フレグランス 《カブリオル》 50ml ¥17,490

「路地裏の美容天竺からこんにちは」から続いて、子ども使えるフレグランス 《カブリオル》 も紹介。

湿気のある森の中で、可憐で甘やかな風を運ぶスイカズラ。その相手役に、彼女が選んだのは高潔で静謐なサンダルウッドでした。透明感あふれるフローラルと、それを静かに抱きとめるウッディな白檀。さらに金木犀、すなわちオスマンサスもブレンドされているとのことなのですが、個人的にはあまりその気配を感じません。山の尾根を駆け抜けるひとすじの風のように、フレッシュな香り立ちはどこまでもやさしくて、透明です。

氷の冷たさと大地のエネルギーが香る「テール ドゥ エルメス オー ジヴレー」

エルメス「テール ドゥ エルメス オー ジヴレー」
エルメス テール ドゥ エルメス オー ジヴレー スプレー 100ml ¥17,600、50ml ¥12,870、レフィル 125ml ¥17,600 ©Studio des fleurs

大地(テール)にインスパイアされた、エルメスのメンズフレグランスコレクション「テール ドゥ エルメス」に、新たな香り「テール ドゥ エルメス オー ジヴレー」が仲間入り。表現したのは、氷に覆われた大地の下で湧き起こる生命の輝き。氷を切り出したかのようなフロスト加工のボトルなど、ミニマルで美しいデザインにも注目だ。

現代の女性のためのフレグランス「ギャロップ ドゥ エルメス」

エルメス「ギャロップ ドゥ エルメス」
ギャロップ ドゥ エルメス ピュア パフューム ナチュラルスプレー 50ml レフィラブル ¥33,900、同ピュア パフューム レフィル 125ml ¥39,900

エルメスのレザーのなかでも稀少な素材であるヴォー・ドブリスに魅了された、香水クリエーション・ディレクターのクリスティーヌ・ナジェル。彼女がそのパートナーに選んだのはローズ。レザーとローズ、対極にある二つの素材がまるでダンスを躍るかのように、絶妙なバランスで互いを引き立て合うピュアパフュームが誕生した。

歓びで満たすようにエナジェティックな「トゥッティ ツイリー ドゥ エルメス」

エルメス トゥッティ ツイリー ドゥ エルメス

エルメス トゥッティ ツイリー ドゥ エルメス 15ml ¥18,040(4本セットのみ販売)、30ml ¥10,890、50ml ¥16,060、85ml ¥22,660 ©Studio des fleurs

イメージしたのは、持ち前の知性と大胆さで我が道を突き進む女性たち。コレクションを特徴づける刺激的なジンジャーを根だけでなく花も使い、さらに陶酔感のあるライチをブレンド。ラストのムスクが優しく溶け合い、どんな人も歓びで満たすようなエナジェティックなフレグランスに仕上がっている。

あたたかくもセンシュアルな「ウード・アルザン」

エルメス 「ウード・アルザン」 オードパルファム

エルメス 「ウード・アルザン」 オードパルファム 100ml ¥47,190、15ml(4本セット販売) ¥24,200 ©Studio des fleurs 

香りの軸となるのは、記憶の呼び水となったウード。そこに、花びらのみずみずしさを想起させるローズウォーター&ローズオキシドをブレンド。2つの素材は完全に対等な存在として互いを引き立て、ひとつに調和。動物のぬくもりを間近に感じた時のような、あたたかくもセンシュアルな芳香を放つ。

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