マスクオフ時代の【チーク】メイクアップ。最先端のカラーと入れ方でおしゃれ顔に!

久々にマスクをはずして、チーク欲を思う存分に満たす夏がやってきた。大胆に魅せて太陽に愛される? じわりと仕込んで火照った空気を味方につける? どちらをとってもその顔は、3年越しの熱いときめきに満ちている!

濃く入れてもちょうどいい、 曖昧なニュアンスローズ

濃く入れてもちょうどいい、 曖昧なニュアンスローズ

1 (モデル使用色)さまざまな色調を含む微粒子に注目。一見鮮やかなのに肌とすんなりひとつになる。

マキシブラッシュ 003 ¥1,430/リンメル

2 スモーキーなベリーレッド。パールの艶めきでヘルシーにつけこなせる。

ティンティド モイスチャライザー ブラッシュ PK4 ¥3,740/ローラ メルシエ ジャパン

3 薔薇色の頰へと導くセピア×ローズ。パウダーをオイルコートして夕方までしっとりと。

エクシア ブラッシュ デュオ RD300 ¥6,600/アルビオン

4 その名の通り、雲のようなエアリー質感。頰を"ふわっ"と染めて無垢な表情に。

クラウド クラッシュ ブラッシュ(ベルベット クラッシュ)¥4,180/トゥー フェイスド

モードな甘さで"魅せる"ドーリーチーク 2023
トップス¥83,600/マックスマーラ ジャパン(スポーツマックス) 中に着たカットソー¥16,500/THE WA LL SHOWROOM(イロット)

モードな甘さで"魅せる"ドーリーチーク 2023

薔薇色で頰の低い位置を彩り、どこかあどけなく。ほかのパーツはカラーレスに徹して全体を"微糖"に仕上げ、アップデートされた可愛らしさを。チークが主役の今年らしい提案。

make-up tips

チークコンシャスなメイクアップを過度にしない秘訣は、ニュアンスカラーやくすみ系の色を選ぶこと。ここではローズピンク(1)を頰の中央より低めの位置に、大きな逆三角形をふんわりと描くように。チークを幅広に入れるときはベースメイクをコントロールカラーのみで仕上げるなど、素肌感を活かすとフレッシュな印象に見せられる。

印象的な深みをもたらす、 寒色混じりの"影のある赤"

印象的な深みをもたらす、 寒色混じりの"影のある赤"

5 (モデル使用色)シルキーなクリームと微粒子パウダーのセット。アイやリップにも使用可能。

トゥルーディメンションレイヤリングチーク L004 ¥3,410/hince 

6 さりげなくも熱っぽい暖色のムードを「ささやき」という色名が物語る。

ニュアンス フェイスカラー 09 ¥2,970/OSAJI 

7 青みでありながらひそかにベージュが仕込まれたなじみのいいバーガンディ。肌をひときわ澄んだ印象に。

ピュア コンプレクション ブラッシュ 01 ¥3,630/RMK Division 

8 ベリーレッドと青みのピンク、ブルーのハイライトがマーブル模様を描き、自然な血色感を紡ぎ出す。

ピュア カラー ブラッシュ 141 ¥6,050〈限定色〉/SUQQU

熱を帯びた赤を"仕込み" パッションをにじませる
キャミソール¥56,100・ネックレス¥23,100/ドール(フミエタナカ) ニット¥23,100/THE WALL SHO WROOM(イロット)

熱を帯びた赤を"仕込み" パッションをにじませる

クリーム状の赤は鼻の上にもさっと広げ、胸を高鳴らせる解放感が肌にあふれ出したかのように。この夏にふさわしい洗練された上気チークが、ビューティ魂をエナジャイズする。

make-up tips

クリーム状のモーヴレッド(5・上段)は丸めのブラシに取り、頰骨に沿って横長に広げる。両頰のチークをつなげるよう、ブラシに残った分を鼻の上にもさっとかすめて。頰を上気させる分、まなざしと唇はクールダウンさせたいところ。まぶたにはインラインを引いてトープのシャドウを。リップは青みのローズで彩り、全体のバランスをとる。

規格外のハイチークには、 ひとくせあるピンクがベスト

規格外のハイチークには、 ひとくせあるピンクがベスト

9 (モデル使用色)ブルーの気配とスパークリングなきらめきが表情に涼しさを誘う。

ルナソル デューイベアブラッシュ EX05 ¥3,300〈限定品〉/カネボウ化粧品 

10 (モデル使用色)まばゆい輝きで頰に強さをもたらすのも粋な試み。血色風のレッドパールを含むマルチカラーは肌から浮く心配もなし。

ブライトフューチャーボックス EX5 ¥4,070〈限定品〉/カネボウインターナショナルDiv. 

11 ひと塗りで顔全体を"浄化"する、ラベンダー色のハイライター。

ボーム エサンシエル(リラ)¥6,600/シャネル 

12 夏の陽射しに映えるゴールドやシルバーの微細なパールをオン。

メルティシマー ブラッシュ 01 ¥2,860/ジルスチュアート ビューティ

「C」を描くように"魅せる" モダンなハイチーク
ジャケット¥244,200・中に着たタンクトップ¥51,700/ステラ マッカートニー カスタマーサービス(ステラ マッカートニー) イヤカフ¥41,800/THE WALL SHOWROOM(ラッツェル アンド ウォルフ)

「C」を描くように"魅せる" モダンなハイチーク

withマスクの産物とも呼べる目の横を彩るチークは、いまやランウェイをも席巻する一大ムーブメントに。今季はきらめきをレイヤードし、アイシャドウとラフにつなげるのが正解。

make-up tips

青みピンクのリキッドチーク(9)はブラシに取り、目の横に「C」を描く。さらにグリッターが瞬くローズ(10)を頰側が少しオーバーになるように重ねて。入れ方も色も大胆に遊んだほうがモードにキマる。目もとには頰と近しい色みを広げて、一体感を出すとより今っぽく。ただし完全につなげてしまうと抜けがなくなるので、さりげなくでOK。

今季のベージュはマットより、 輝きに主張のあるものを

今季のベージュはマットより、 輝きに主張のあるものを

13 (モデル使用色)濡れたようなベージュにゴールドとオレンジの光が瞬き、表情に高揚感を呼び覚ます。

ザ グロウ スティック 103G ¥4,180〈限定色〉/ADDICTION BEAUTY

14 (モデル使用色)繊細な輝きのブロンズが透明感と立体感の両方をもたらして。

ザ ブラッシュ パール 011P ¥3,300/ADDICTION BEAUTY 

15 スキントーンにパープルブルーのパールを配合。肌のくすみや凹凸をなめらかに整え、湧き上がるようなうるみを演出。

ニュアンス スキン エフェクター 03 ¥3,300/OSAJI 

16 SPF20・PA++のUVカット効果。頰の陰影になりかわってメリハリを際立たせ、シミやそばかすの予防も。

ミネラルプレストチーク(カルーアブロンズ)¥3,850/エトヴォス

濡れ感と輝きを"仕込む" ヌーディフェイス最前線
ドレス¥405,900/ロエベ ジャパン クライアントサービス(ロエベ) イヤリング¥193,000/CPR TOKYO(キンレイデン) ネックレス¥38,000/イザベル マラン

濡れ感と輝きを"仕込む" ヌーディフェイス最前線

マットに陥りがちなヌーディトーンの顔づくりに、艶めく頰でライブリーな意外性をもたらして。デュウイとパーリィ。趣の異なる光沢を重ねることで、旬のムードが加速する。

make-up tips

頰の一番高いところに小さなブラシでゴールドベージュのハイライター(13)をオン。頰骨に沿って楕円形に。そのすぐ下にパーリィブロンズ(14)を若干重なり合うようにのせる。薄眉にノンマスカラ、無色のリップバームで一見素顔っぽく。でも艶めく頰と目の下をひそやかに縁取る赤の血色感で、どこか生命力を感じさせる面持ちに。