花粉シーズンは、花粉症や敏感肌の人にとって憂鬱な気持ちになりかねない時期。果たして花粉症を抱える美容賢者は、どのように乗り切っているのだろう?
スキンケアからメイクアップ、日中持ち歩くアイテムまで。それぞれの“花粉悩み”を解決・軽減するために、リアルに愛用中のビューティアイテムを、美容ジャーナリストとエディターの3名に聞いた。
花粉シーズンは、花粉症や敏感肌の人にとって憂鬱な気持ちになりかねない時期。果たして花粉症を抱える美容賢者は、どのように乗り切っているのだろう?
スキンケアからメイクアップ、日中持ち歩くアイテムまで。それぞれの“花粉悩み”を解決・軽減するために、リアルに愛用中のビューティアイテムを、美容ジャーナリストとエディターの3名に聞いた。
美容賢者それぞれの“花粉悩み”
まずは3名それぞれが抱えている“花粉悩み”をチェック!
▶︎美容コラムニスト 近藤 須雅子さんの“花粉悩み”
・花粉症歴は25年ほど
・GW頃まで涙やくしゃみが止まらない
・肌が炎症を起こしたり、ブツブツができる
▶︎美容ジャーナリスト 安倍 佐和子さんの“花粉悩み”
・花粉症歴は50年弱
・肌が敏感になり、痒みや乾燥が生じる
・ストレスフルなときほど、赤みや吹き出物などの症状が出る
▶︎エディター ASADAの“花粉悩み”
・花粉症歴は約35年
・ヒリつきや痒み、赤みや吹き出物などの肌荒れ
・喉や目だけでなく、鼻の穴の粘膜も痒くなる
長きにわたり花粉症と向き合ってきた3名に愛用品を聞いたところ、なんと全員共通のアイテムが! イハダのアレルスクリーン EXは、それぞれに欠かせない名品なのだそう。
3名共通の愛用アイテム
ここからは、花粉症に悩む美容賢者3名、それぞれの愛用品をご紹介!
美容コラムニスト 近藤 須雅子さんの愛用品
GW明けまで涙やくしゃみが止まらないという、美容コラムニストの近藤 須雅子さん。ヒノキ花粉のみNGだと思って検査を受けたら、スギもイネもすべて陽性だったのだとか。花粉が溜まりやすいマスクの端に触れる肌には、炎症やブツブツができてしまうそう。現在は、アレルギー症状を緩和するために花粉舌下錠を服薬中。
「肌荒れ対策では、花粉が付着しやすい、粘度の高い製品(クリームやリキッド系のベース・チーク・アイカラー等、マスカラ)は避けること。そしてこの時期、スキンケアで新しい製品を試すのは高リスクのため、愛用品または敏感肌用だけを使うようにしています」(近藤さん)
そんな近藤さんの愛用アイテムがかなえるのは、肌負担を軽減する最短ステップのスキンケア&メイクアップと、花粉が付着しにくいサラサラ肌づくり。
美容ジャーナリスト 安倍 佐和子さんの愛用品
美容ジャーナリストの安倍 佐和子さんの花粉症歴は、50年弱。発症した頃はまだ、花粉症という名称がなかったそう。編集者として奔走していた30代の症状が、一番酷かったのだとか。
「振り返ってみると、睡眠不足でストレスフルなときほど、赤みや痒み、吹き出物などの症状が肌に出ていました。劇薬的なものより、根本的な緩和を目指すホリスティック系を重視しています。身体や肌に負担のかかる成分や原料は避けたいので、しっかり吟味。また、継続使用できるものか、製品のバックグラウンドも必ずチェックします」(安倍さん)
スキンケアやメイクアップアイテムだけでなく、インナーケアも取り入れている安倍さん。その愛用アイテムとは?
エディター ASADAの愛用品
「花粉症」という概念が世の中に広がり始めた頃に発症した、約35年の花粉症キャリアを持つエディター ASADA。最近は、一番辛かったくしゃみや鼻水は緩和傾向にあり、肌荒れ、目や喉、鼻の穴の粘膜の痒みという症状に移行中。スギ花粉の症状は落ち着きつつも、他の花粉にも反応するようになるなど、花粉症症状の変化を感じている。
「アイテムを選ぶ上では、やはり花粉症の人同士の情報交換や口コミが大変参考になっていますね。そのうえで、自分で使って、合う・合わないの判断を積み重ねています」(ASADA)
そんなエディター ASADAの愛用品は、とにかく肌の負担を軽減することに重きを置いたラインナップ。
書籍編集者。SPUR編集部在籍時には、主に美容を担当。山登りなど自然に触れることが好き。「健康」や「インナービューティ」といった言葉に目がない。乾燥肌かつ敏感肌タイプ。







