2006年ニューヨークでブランド創設の後、アメリカ国外で初の店舗として誕生したル ラボ代官山。時間をかけて、手作業で丁寧にパフュームを作り出す“スローパフューマリー”を伝えるべく、日本で初めて降り立った地が東京・代官山。18年の時を経てリニューアルし、心地よい静謐感に満ちた空間に進化を遂げた、ル ラボ代官山の魅力を紐解く。
2006年ニューヨークでブランド創設の後、アメリカ国外で初の店舗として誕生したル ラボ代官山。時間をかけて、手作業で丁寧にパフュームを作り出す“スローパフューマリー”を伝えるべく、日本で初めて降り立った地が東京・代官山。18年の時を経てリニューアルし、心地よい静謐感に満ちた空間に進化を遂げた、ル ラボ代官山の魅力を紐解く。
Home of GAIAC 10 (ホーム オブ ガイアック)。“東京の香り”を体現する空間
モルタルの静寂と杉の設えがもたらす温かみ。日本第一号店であり、原点とも言える代官山店は、東京限定の香り、「GAIAC 10」を体現するかのような空間にアップデートした。肌にそっと寄り添い、インティメイトに匂い立つ硬質なムスクが東京的なモダニティを表現するように、既存のコンクリートの骨組みを生かしながら、木製の型枠の表情が映し出されたモルタル壁の静けさと浮造りを施された杉の温かみが交差する。年月とともに場所になじんだ根幹はそのままに、研ぎ澄まされた姿へと生まれ変わった。
香りと対話する、ラボを擁したフレグランスフロア
このリニューアルを機に、フロア構成が2階まで拡張。ル ラボにとって大切な要素である「ラボ」は、通りに面した前面に配置され、通りからも見ることができるようになった。その場で調合される“フレッシュ ブレンディング”によって出来たての香りを楽しめるのも、ラボ併設店舗ならでは。また、セントブースと呼ばれる香水の組成を可視化したアーティな仕掛けも。象徴的な3つの香りがフィーチャーされ、「GAIAC 10」や人気の香りを、新たな視点で発見できる。
天窓から注ぐ光の中、香りのエクステンションを楽しむ
今回のリニューアルで新たに開放された2階は、ボディケアやグルーミングラインが一堂に揃うフロアに。天窓からやわらかい光が降り注ぐ空間には、製品と心地よく向き合えるシンクスペースのほか、木製のベンチと書棚を設けたライブラリー&シーティングエリアも。ヴィンテージの植物図鑑など貴重な資料に出合えたり、生活の中に香りが溶け込む時間を体感できたりと、フレグランスの“その先”を楽しめる。
直感に導かれ、人の手を介して自分だけの香りと出合う
これまで通り、つながるための空間であるという代官山店。ル ラボの香水はボトルも画一的であり、説明書きなど先入観をもたらす情報は記されていない。それは直感で選びながら、“ソウル”と呼ばれる店に魂を吹きこむ店舗スタッフとの対話により、自分だけの一本に出合う過程までを、フレグランスの体験として提案しているから。香りを一本ずつ手作業でボトリングし、人の手を介して誰かの手に渡り新しい時間を重ねていく。香りをまとうだけに留まらない、豊かな体験がそこにはある。
数量限定のコラボキャンドルがオープンに合わせて発売!

パリの伝説的なセレクトショップ「コレット」のために、英国『ANOTHER MAGAZINE』のコラボレーションで作られた香水「ANOTHER 13」。世界的にも人気の高いこの香りに次いで、再び『ANOTHER MAGAZINE』と共作したキャンドルが、リオープンを記念し数量限定で登場。コラージュアーティストが手掛ける、特別なラベルと乳白色のグラスのスペシャルな一品。貴重な機会をお見逃しなく! Le Labo×AnOther A17 Candle ¥13,200(7/10から数量限定で発売)
ル ラボ(LE LABO)代官山
東京都渋谷区恵比寿西1-35-2
0570-003-770