【2025年夏の香水】エディター愛用の香りから人気ブランド新作まで

湿度の高い日本の夏でも、不快感を和らげて心地よさをもたらす夏の香水をピックアップ! エディターが惚れ込んだ名品から人気ブランドの新作から、お気に入りの1本を見つけて。

湿度の高い日本の夏でも、不快感を和らげて心地よさをもたらす夏の香水をピックアップ! エディターが惚れ込んだ名品から人気ブランドの新作から、お気に入りの1本を見つけて。

【サンタ・マリア・ノヴェッラ】アクア

サンタ・マリア・ノヴェッラのアクア 夏の香水

サンタ・マリア・ノヴェッラのアクア、価格は50mLで28,600円、100mLで41,800円です。写真は50mlのタイプ

「誰にも嫌われない“透明感のある香り”だな」という第一印象を持った編集HAが、夏服に似合う香水として紹介するのは、サンタ・マリア・ノヴェッラのアクア。

全体の印象を支えるムスクの働きが大きいのではないでしょうか。柔らかなコットンのTシャツ、風に揺れるリネンのドレス、シルクのキャミソール……軽快だけどカジュアルすぎない。大人が着たい夏服にいちばん似合うのが、この香りだと思っています。

【タンバリンズ】ブルーヒノキ

【タンバリンズ】ブルーヒノキ

パフューム ブルーヒノキ 50mL ¥19,500/M(エム)

タンバリンズから、新しいパフュームコレクション「BLUE HINOKI(ブルーヒノキ)」が日本上陸。2025年7月4日より発売される。

青い波に揺られ、長い旅路を経て海の色を帯びた姿に生まれ変わったヒノキ。海にたゆたうヒノキの物語を香りで表現した本作は、パインオイルとベルガモットの爽やかな風を思わせるトップノートからスタート。次第に波を感じるミネラルやほのかな余韻を残すフランキンセンスに包まれ、涼やかな生まれ変わったヒノキを彷彿とさせる香りに変化する。

高まる夏へ期待感を加速させるブルーヒノキをまとって、忘れられない思い出を彩りたい。

【ル ラボ】BERGAMOTE 22

【ル ラボ】BERGAMOTE 22

ル ラボの「BERGAMOTE 22」(50ml)¥30,800

エディターHAYASHIのお気に入りは、ル ラボのBERGAMOTE 22。「トップノートのキレの良さ」にまず惚れたと話す。

ラストに思いがけない裏切りはあるけれど、難しさや嫌味はなく、清楚で親しみやすい。例えるなら、優しい恋人というよりは、明るい親友のような存在でしょうか。むわっとした空気の中に届く、健やかでおしゃれな香り立ち。盛夏に向かっていく今こそふさわしいと思うんです。うだるような暑さで途方に暮れてしまいますが、ル ラボのこの香りが寄り添ってくれるなら、なんとか乗り切れそうな気もしなくはない

【ジョー マローン ロンドン】 ユズ ゼスト コロン

【ジョー マローン ロンドン】 ユズ  ゼスト コロン

ジョー マローン ロンドン  ユズ  ゼスト コロン¥23,650(100mL)ほかに¥11,880(30 mL)も展開。<原宿限定>

編集IGARASHIがこの夏マストバイのフレグランスとしてイチオシするのが、東急プラザ原宿「ハラカド」1周年を記念したジョー マローン ロンドンの限定コロン。

柚子のもつ快活でオプティミスティックなトップノートは、リラックス感あふれるクラリセージのやわらかな透明感に包まれ、やがてモミの木が主役の落ち着いたウッディなラストへ。爽快感と安らぎ、どちらもバランス良く計算された「YUZU ZEST」は、熱気に負けそうなときにこそ力になる香りです

【ラルチザン パフューマー】イストワール ド オランジェ エクストリーム オードパルファム

【ラルチザン パフューマー】イストワール ド オランジェ エクストリーム オードパルファム 香水の写真

ラルチザン パフューマー イストワール ド オランジェ エクストリーム オードパルファム 100ml ¥32,780〈2025年8月1日発売〉

今年日本再上陸を果たし、香水ファンを沸かせたフランス発のフレグランスメゾン「ラルチザン パフューマー」。2025年8月1日(金)には、オレンジブロッサム香る新作「イストワール ド オランジェ エクストリーム」を発売。柑橘好きにもウッディ好きにも刺さる、アーティスティックな香りのアプローチに注目して。

調香師マリー・サラマーニュが手がけた「イストワール  ド オランジェ エクストリーム」は、強く鮮やかに高められた、オレンジブロッサムの核心を捉えたフレグランス。太陽の果実の力強さに、ピンクペッパーコーンのスパイシーな清涼感、シダーウッドの重厚で樹木の質感を伴った深みが重なり、官能的なラストノートへ。

オレンジブロッサムの香りを極限まで高め、深みを引き出した大人の柑橘系。自然の光と影を感じさせる香りのグラデーションに心地よく浸りながら、感性を磨いて。