猛暑日続きの毎日に、少しでも涼を! 盛夏の今、最も頼りたいのが“ひんやりスキンケアアイテム”。クールダウンができて心地よいのはもちろん、メイクアップ崩れ対策にもなると言われている。
では、なぜ肌を冷やすことがメイクアップ崩れ対策になる? その理由やコツを、美しい肌づくりに定評のあるヘアメイクアップアーティスト・岡田知子さんに聞いた。
今からでも購入可能なひんやりスキンケアアイテムとともに、ぜひ明日のスキンケアから取り入れて。
猛暑日続きの毎日に、少しでも涼を! 盛夏の今、最も頼りたいのが“ひんやりスキンケアアイテム”。クールダウンができて心地よいのはもちろん、メイクアップ崩れ対策にもなると言われている。
では、なぜ肌を冷やすことがメイクアップ崩れ対策になる? その理由やコツを、美しい肌づくりに定評のあるヘアメイクアップアーティスト・岡田知子さんに聞いた。
今からでも購入可能なひんやりスキンケアアイテムとともに、ぜひ明日のスキンケアから取り入れて。
Q. メイクアップの前にスキンケアで肌を冷やすと、どんなメリットがありますか?
「肌を冷やすことで、暑さでゆるみがちな毛穴が、一時的ではありますが緊張感を取り戻します。それによって、メイクアップの仕上がりが綺麗になります。
加えて、一時的に皮脂腺の動きが穏やかになるので、テカリ防止と崩れ防止にも。暑さによって赤みが出やすい方の場合は、肌の色ムラも抑えられますよ。また、意図的に温めてから冷やすことで、むくみを和らげることもできます」(岡田さん)
Q. どのタイミングで、どのような冷やしテクニックを取り入れていますか?
①スキンケア
「基本的に、ほどよくひんやりさせた肌にメイクアップをするようにしています。場合によっては、あえてスチーマーや美顔器などで温めてから冷やすことも。
冷感系のフェイスマスクを使ったり、ローションパックや化粧水でしっかりパッティングしたりすることでも、肌は冷えますよ。化粧水はなんでもOK。パッティングする際には、水を染み込ませたウォーターコットンをつくっておきます」(岡田さん)
②ベースメイクアップ
「肌がひんやりした状態をなるべくキープしたいので、水や化粧水を染み込ませたスポンジで、下地やファンデーションをつけています。
肌の赤みが引かなかったり、暑い環境だったりするときは、フェイスマスクやローションパック、おしぼりなどで首の周りを冷やすことも。汗拭きシートも、冷感タイプも用意しています」(岡田さん)
Q. 岡田さんが撮影現場で実感する、“肌を冷やすメリット”を教えてください!
「何よりベースメイクアップの持ちがよくなります。夏の屋外ロケや、気温の高い国での海外ロケなどで、年々暑さが過酷になっていることを実感。けれど仕込みの段階で肌をクールダウンさせておくと、暑い環境でも赤みが出るのが遅い気がしています。むくむスピードも違うのでは……とも感じます。
メイク直しをする際も、ベースメイクアップ時と同じく、水や化粧水を染み込ませスポンジを使います。加えて撮影途中には、化粧水などのミストを顔ではなく首にかけたりと、撮影中にも随時クールダウンさせるようにしています」(岡田さん)
Q. メントール等による冷感アイテムと、物理的に冷たいアイテム。それぞれの魅力や違いを教えてください!
「冷感アイテム(顔用のパック、ボディシート、ボディスプレー、ヘアミストなど)は清涼感を得られるので、リフレッシュ目的で使用することが多いです。物理的に冷たいアイテムで肌を冷やした後、そのクール感をさらに感じるために使うのもよいです。特にベタつきが気になったり、汗をかきやすい方にとっては、清潔感や快適さがアップする点も魅力だと思います。
物理的に冷たいアイテム(冷やしてあるローションやパック、水ありスポンジなど)は、肌温度を下げられることが魅力ですね。それによって、メイクアップ崩れや色ムラ、毛穴のゆるみを、一時的ではありますが整えることができますよ」(岡田さん)








