猛暑日続きの毎日に、少しでも涼を! 盛夏の今、最も頼りたいのが“ひんやりスキンケアアイテム”。クールダウンができて心地よいのはもちろん、メイクアップ崩れ対策にもなると言われている。
では、なぜ肌を冷やすことがメイクアップ崩れ対策になる? その理由やコツを、美しい肌づくりに定評のあるヘアメイクアップアーティスト・岡田知子さんに聞いた。
今からでも購入可能なひんやりスキンケアアイテムとともに、ぜひ明日のスキンケアから取り入れて。

ファッション誌、美容誌、TVCM、広告をメインに活動中。トレンドをほどよく落とし込んだメイク技術、そして現場を和ませる明るい人柄でモデル、俳優からのリクエストも多数。さまざまな記事やYouTubeチャンネルで紹介する知識・テクニックは、読者層からも支持されている。TRON management所属。
Q. メイクアップの前にスキンケアで肌を冷やすと、どんなメリットがありますか?
「肌を冷やすことで、暑さでゆるみがちな毛穴が、一時的ではありますが緊張感を取り戻します。それによって、メイクアップの仕上がりが綺麗になります。
加えて、一時的に皮脂腺の動きが穏やかになるので、テカリ防止と崩れ防止にも。暑さによって赤みが出やすい方の場合は、肌の色ムラも抑えられますよ。また、意図的に温めてから冷やすことで、むくみを和らげることもできます」(岡田さん)
Q. どのタイミングで、どのような冷やしテクニックを取り入れていますか?
①スキンケア
「基本的に、ほどよくひんやりさせた肌にメイクアップをするようにしています。場合によっては、あえてスチーマーや美顔器などで温めてから冷やすことも。
冷感系のフェイスマスクを使ったり、ローションパックや化粧水でしっかりパッティングしたりすることでも、肌は冷えますよ。化粧水はなんでもOK。パッティングする際には、水を染み込ませたウォーターコットンをつくっておきます」(岡田さん)
②ベースメイクアップ
「肌がひんやりした状態をなるべくキープしたいので、水や化粧水を染み込ませたスポンジで、下地やファンデーションをつけています。
肌の赤みが引かなかったり、暑い環境だったりするときは、フェイスマスクやローションパック、おしぼりなどで首の周りを冷やすことも。汗拭きシートも、冷感タイプも用意しています」(岡田さん)
Q. 岡田さんが撮影現場で実感する、“肌を冷やすメリット”を教えてください!
「何よりベースメイクアップの持ちがよくなります。夏の屋外ロケや、気温の高い国での海外ロケなどで、年々暑さが過酷になっていることを実感。けれど仕込みの段階で肌をクールダウンさせておくと、暑い環境でも赤みが出るのが遅い気がしています。むくむスピードも違うのでは……とも感じます。
メイク直しをする際も、ベースメイクアップ時と同じく、水や化粧水を染み込ませスポンジを使います。加えて撮影途中には、化粧水などのミストを顔ではなく首にかけたりと、撮影中にも随時クールダウンさせるようにしています」(岡田さん)
Q. メントール等による冷感アイテムと、物理的に冷たいアイテム。それぞれの魅力や違いを教えてください!
「冷感アイテム(顔用のパック、ボディシート、ボディスプレー、ヘアミストなど)は清涼感を得られるので、リフレッシュ目的で使用することが多いです。物理的に冷たいアイテムで肌を冷やした後、そのクール感をさらに感じるために使うのもよいです。特にベタつきが気になったり、汗をかきやすい方にとっては、清潔感や快適さがアップする点も魅力だと思います。
物理的に冷たいアイテム(冷やしてあるローションやパック、水ありスポンジなど)は、肌温度を下げられることが魅力ですね。それによって、メイクアップ崩れや色ムラ、毛穴のゆるみを、一時的ではありますが整えることができますよ」(岡田さん)
【インプレア】アイス ジェリー ローション EX

インプレア アイス ジェリー ローション EX(ひきしめ化粧水)120g ¥3,850/コーセー ミルボン コスメティクス〈サロン専売品・数量限定発売中〉
コットンにパチパチ泡を出して肌に当てれば、一瞬でほてった肌がクールダウン。注目は、余分な皮脂を吸着するシリカパウダーや、ハリ感のある肌に導く透明ジェリーマスク、そして潤いを与えるシロキクラゲエキスなどの保湿成分。化粧水の代わりか、スキンケアの仕上げに使用して、キュッと引き締まった肌を目指して。
コーセー ミルボン コスメティクス
https://salon.milbon.co.jp/shop/c/c10/
0120-991-714
【プリオール】薬用 冷やしうるおい美リフトゲル

プリオール 薬用 冷やしうるおい美リフトゲル(医薬部外品)120mL ¥3,850/資生堂お客さま窓口〈数量限定発売中〉
肌に広げるとスーッとひんやり感が広がる、ジェルテクスチャー。高保湿型ヒアルロン酸による潤いを逃しにくい処方で、化粧水や乳液などの役割がこれ一本に。忙しい朝や旅先にも心強い。例年よりも冷感持続力がアップし、メイクアップ中もより涼やかに感じられるはず。
資生堂お客さま窓口
0120-81-4710
【サボリーノ】目ざまシート N IM24(サラサラひきしめタイプ)

サボリーノ 目ざまシート N IM24 <フェイスマスク> 28枚入り(273mL) ¥1,540/BCL〈数量限定発売中〉
装着時間1分で朝のスキンケアの土台を担うサボリーノのシートマスクは、現代人の心強い相棒。ハッカ葉油を配合した「サラサラひきしめタイプ」は、爽快感のある使用感とミントの香りが心地よい。メントールのスッキリ感だけでなく、肌に与えた潤いを閉じ込める処方で、保湿ケアもバッチリ。
BCL
https://www.bcl-brand.jp/brand/saborino/
0120-303-820
【ルルルン】プレミアムルルルン ひんやりマスク

プレミアムルルルン ひんやりマスク 1枚入(エッセンス30mL)×5袋 ¥1,650/Dr.ルルルン
美容液による冷感だけでなく、シートにも特殊な鉱物「氷瑩玉」を練り込み、熱が集まりにくい設計に。この冷感シルクタッチシートにより、よりひんやりと感じられるフェイスマスク。一般的なメントールよりもマイルドな冷感成分を使用しているので、強いスースー感が苦手な方にも。
Dr.ルルルン
https://lululun.com/
0120-200-390
【VT】クライオひんやりマスク

クライオひんやりマスク 30枚(320g) ¥2,640/VT COSMETICS
キシリトールをはじめとした、「クライオ クール システム」によるひんやり感が、肌をさっぱり仕上げるシートマスク。クールダウンしながら、エッセンスに配合されたグルタチオンやナイアシンアミドで、健やかな肌づくりも両立。マスクを外したあとも、スーッとした清涼感が続く。
VT COSMETICS
https://vtcosmetics.jp
03-6709-9297
【RMK】Wトリートメントオイル クール

RMK Wトリートメントオイル クール 50mL ¥4,400/RMK Division〈数量限定発売中〉
肌を柔らかく整えながら、みずみずしい潤いを届ける、Wトリートメントオイルのひんやりバージョン。そのナチュラルな清涼感は、オイル層と水性成分層を混ぜることで潤い感とひんやり感を生む、ブランド独自の「クーリングオイル処方」によるもの。グレープフルーツにミントを加えた香りで、気分も涼やかに。
RMK Division
www.rmkrmk.com
【チャントアチャーム】モイストブースターオイル クール

モイストブースターオイル クール〈美容オイル〉 40mL ¥3,520/チャントアチャーム〈数量限定発売中〉
スキンケアの一番はじめに仕込むと、その後もスースー感が継続するブースター。バオバブ等の植物オイル層50%、保水力に優れた植物性セラミドが中心のエッセンス層50%という好バランスの処方で、ベタつかずに潤いを補給する。ライムやウッディ系ノートが交差する香りが、さらにひんやりとした心地に導く。
チャントアチャーム
https://www.naturesway.jp/chantacharm
0120-07-0153
【サボン】フェイスポリッシャー リフレッシング

フェイスポリッシャー リフレッシング 125mL ¥3,960/SABON Japan
サボンの言わずと知れた名品、フェイスポリッシャーがリニューアル。配合されたミントエッセンシャルオイルが、清々しい洗い上がりを実現。肌がほてる日にはもちろん、シャキッと目が覚めないときにもスッキリできること間違いなし。丸く加工されたマイルドなスクラブで、毎日の使用が可能。
SABON Japan
www.sabon.co.jp
0120-380-688
【ドロアス】クレイマイルドスクラブウォッシュ クール

ドロアス クレイマイルドスクラブウォッシュ クール 120g ¥990/I-ne〈夏限定発売中〉
軽く泡立つホワイトクレイと細かなスクラブの洗顔料。洗い上がりには、メントールとハッカ葉油によるひんやり感を感じられる。化粧水などで保湿した後もしばらく続くクール感。つっぱり感はないのに、起床後のベタつきをしっかりオフするから、清々しい一日を始められそう。
I-ne
https://droas.jp/
0120-333-476