DANIEL CRAIG/ ダニエル クレイグ

007シリーズの6代目ジェームス・ボンドとしておなじみ。クールな表情でスーツを着こなしながらのアクションや、どこか無骨で渋みがかった大人の男のフェロモンでファンを魅了。16歳で高校を辞め、ナショナル・ユース・シアターに入団。演劇学校卒業後、TVや舞台を中心に活動しながら、『エリザベス』(1998)、『トゥームレイダー』(2001)などの作品でハリウッドに進出。2005年に6代目ボンドに抜擢された際は、初の金髪のボンドであることなどからバッシングを受けたが、洒脱なプレイボーイという印象だったボンド像を、より現代的でタフなイメージに一新。2012年に行われたロンドンオリンピック開会式では、ボンド役でエリザベス2世をエスコートするという大役を果たした。プライベートではステディな恋愛の合間に、シエナ・ミラーとのラブアフェアやケイト・モスとのデートが話題になり、色男らしく誘惑も多い様子。『ドリームハウス』(2011)での共演をきっかけに2度目の結婚をした女優レイチェル・ワイズとの関係は良好で、最近では子づくり中との噂も。

出身:イギリス、イングランド・チェシャー州チェスター 生年月日:1968年3月2日
身長:178cm 髪の色:ブロンド 瞳の色:ブルー
代表作:『ドラゴン・タトゥーの女』(2011)、『レイヤー・ケーキ』(2002)、『007 スカイフォール』(2012)他シリーズ4作品
配偶者&パートナー歴:
フィオラ・ロードン(女優 1992〜1994〈1992年結婚〉)
ハイケ・マカチュ(女優 1996〜2004)
サツキ・ミッチェル(映画プロデューサー 2005〜2010〈2007年婚約〉)
レイチェル・ワイズ(女優 2011〜現在〈2011年結婚・妻〉)

DANIEL CRAIG/ ダニエル クの画像_1
眉間のシワすら味になるクールで精悍な大人の色気を、シンプルなグレーのニットで引き立てて。スペインのマドリッドで行われた、北欧ミステリーの金字塔のハリウッド映画化作品『ドラゴン・タトゥーの女』のフォトコール会場にて(2012年) ©Getty Images
DANIEL CRAIG/ ダニエル クの画像_2
北京で行われた『007 スペクター』のプレミアでは、バーバリーのダブルブレストコートに身を包み、ボンドガールのレア・セドゥをエスコート。レアは『7年目の浮気』のマリリン・モンローをイメージした、プラダのドレスを着用(2015年) ©Getty Images
DANIEL CRAIG/ ダニエル クの画像_3
『愛情は深い海の如く』(2011)で主演女優賞にノミネートされたレイチェル・ワイズと、ゴールデングローブ賞のレッドカーペットにて。タキシードにサングラス姿のクールな夫と、ルイ・ヴィトンのシースルードレスをまとった妻のお似合いカップル(2013年) ©Getty
DANIEL CRAIG/ ダニエル クの画像_4
3度目のボンド役を演じたシリーズ23作目『007 スカイフォール』のプレミアでドイツのベルリンへ。ドットのチーフがシックなブラックスーツ姿で、ジョルジオ・アルマーニに身を包んだボンドガールのベレニス・マーロウをエスコートした(2012年) ©Getty
DANIEL CRAIG/ ダニエル クの画像_5
鍛えた体を引き立てるシルエットのシャツ&カーディガンにジーンズ、お気に入りのトム・フォードのサングラス“マルコ”をかけた大人のカジュアルスタイル。トルコのイスタンブールで行われた、『007 スカイフォール』のフォトコールにて(2012年) ©Getty
DANIEL CRAIG/ ダニエル クの画像_6
ベストセラー北欧ミステリーのハリウッドリメイク版『ドラゴン・タトゥーの女』では、ちょっと情けないけれどとにかくモテる中年ジャーナリスト役を好演。ゴスな雰囲気がお似合いの共演者ルーニー・マーラーとともに、ニューヨークプレミアに出席(2011年) ©Getty
DANIEL CRAIG/ ダニエル クの画像_7
貴重な眼鏡姿が堪能できる『ドラゴン・タトゥーの女』の中でも、しどけなくあごに眼鏡をかけた“あご眼鏡”シーンは必見! 007シリーズで根付いたタフなイメージとはまた違う、頼りないけれど優しくて知的な一面を見せてくれる作品だ(2011年) ©amanaimages
DANIEL CRAIG/ ダニエル クの画像_8
人気コミック原作のスティーヴン・スピルバーグ監督作『タンタンの冒険』では、悪役に挑戦。「できるだけ邪悪でひねくれた奇怪な役柄に仕立て上げるべく、工夫して演じたつもり」とコメント。ロンドンプレミアにはひげを伸ばして登場(2011年) ©Getty
DANIEL CRAIG/ ダニエル クの画像_9
ファンの間でも“当たり外れが多い”と賛否両論な私服をパパラッチ。NYで捉えられたジム通い姿は、ずるずるしたハーフパンツにたるっとした靴下が衝撃的。ダンディさとはかけ離れているけれど、オンスタイルとのギャップもまた良し!? (2011年)©amanaimages
DANIEL CRAIG/ ダニエル クの画像_10
ビバリーヒルズで行われたBAFTA LA ブリタニア・アワードで、ブリティッシュ・アーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞。SF西部劇『カウボーイ & エイリアン』(2011)で共演した名優ハリソン・フォードとがっちりと肩を組んでの記念撮影(2011年) ©Getty
DANIEL CRAIG/ ダニエル クの画像_11
新婚ほやほやのレイチェル・ワイズを庇うようにニューアーク・リバティー国際空港に降り立った姿は、まるでボディガード。レイチェルの手を握っているのは、事実婚関係にあったダーレン・アロノフスキー監督との息子ヘンリー君(2010年) ©amanaimages
DANIEL CRAIG/ ダニエル クの画像_12
後に妻となるレイチェル・ワイズと出会った『ドリームハウス』のロケ現場での一枚。無頓着なのか寒がりなのか、度々奔放な重ね着姿を捉えられているダニエル。レイチェルの「彼の危険な香りに惹かれた」という発言通り、このスタイリングはある意味危険かも! (2010年) ©amanaimages
DANIEL CRAIG/ ダニエル クの画像_13
米カリフォルニア州サンディエゴで行われたコミックファンの祭典Comic-Conに、『カウボーイ & エイリアン』を引っさげて登壇。日に焼けたたくましい腕にキラリと光る時計は、オメガ スピードマスターのアポロ11号限定モデル。(2010年)©Getty
DANIEL CRAIG/ ダニエル クの画像_14
シカゴを舞台にしたドラマ『A Steady Rain(原題)』では、ヒュー・ジャックマンと警官役で共演。ブロードウェイデビューとなる本作で150万円の寄付金を集め、エイズ撲滅のチャリティコンペティションのジプシー・オブ・ザ・イヤーを受賞した(2009年) ©Getty
DANIEL CRAIG/ ダニエル クの画像_15
新ジェームス・ボンドとしてすっかり知名度を上げ、スターの座に上り詰めた。第81回アカデミー賞では、サラ・ジェシカ・パーカーとともに、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ賞のプレゼンターを務めた。ちなみに、この年の司会を勤めたのは俳優のヒュー・ジャックマン(2009年) ©Getty
DANIEL CRAIG/ ダニエル クの画像_16
イタリアのシエナで行われた『007 慰めの報酬』の撮影で、果敢なジャンプをキャッチ! 本作から衣装提供はトム・フォードに。体のラインにフィットするスーツを身につけ、硬派な表情で激しいアクションをこなす姿がセクシー(2008年)©amanaimages
DANIEL CRAIG/ ダニエル クの画像_17
2005年から交際していた映画プロデューサーのサツキ・ミッチェルとレッドカーペットに。この年にカルティエのダイヤモンドリングを送って婚約するも、2010年に破局。サツキは、恋敵レイチェル・ワイズとの共演現場にも姿を見せていた(2007年)©Getty
DANIEL CRAIG/ ダニエル クの画像_18
『007 カジノ・ロワイヤル』では鍛え上げた体を披露した海パンシーンが「ボンドガールよりセクシー」と話題に。「最も男優にセクシーさを感じた映画シーン」で1位になるなど、後世まで語り継がれる名シーンとなった(2008年)©amanaimages
DANIEL CRAIG/ ダニエル クの画像_19
ボンドデビュー作となる『007 カジノ・ロワイヤル』では、イタリアブランドのブリオーニによるテイラーメイド(約70万円)を着用。若き007の初事件を描いた本作で、寡黙で荒削りなボンドを体当たりのアクションで演じきった(2006年)©amanaimages
DANIEL CRAIG/ ダニエル クの画像_20
作家トルーマン・カポーティが「冷血」を書き上げるまでの日々を描いた『Infamous』では、一家惨殺事件の犯人の一人ペリー・スミス役。金髪碧眼をブラウンにしたり、もともと低い声をより低く抑えて、冷血な殺人犯役を熱演した(2006年) ©amanaimages
DANIEL CRAIG/ ダニエル クの画像_21
アクター・オブ・ザ・イヤーに選出されたGQ誌主催のマン・オブ・ザ・イヤーの式典に、ブルーの瞳と同系色のシャツにピンストライプのスーツで出席。前年に出演した『Jの悲劇』でロンドン映画批評家協会賞英国男優賞を受賞するなど、ますます存在感を発揮(2005年) ©Getty
DANIEL CRAIG/ ダニエル クの画像_22
007役への足がかりとなった『レイヤー・ケーキ』では、後のボンド役を彷彿とさせるスタイリッシュなスーツ姿や鮮やかなカフスさばきを披露。共演したシエナ・ミラーとダブル浮気をしていたことが発覚し、当時シエナと交際中だったジュード・ロウと険悪に(2004年) ©amanaimages
DANIEL CRAIG/ ダニエル クの画像_23
人気ゲームを映画化した『トゥームレイダー』ではアンジェリーナ・ジョリーの元カレ役に抜擢。この頃も筋肉質だが、まだ細身な印象。同年に公開された『ロード・トゥ・パーディション』と合わせて、ハリウッドにも着々と進出(2001年)©amanaimages
DANIEL CRAIG/ ダニエル クの画像_24
ベルリンで開催されたヨーロッパ映画賞のレッドカーペットに、7年間交際し同棲中だったドイツ人女優ハイケ・マカチュをエスコート。ダニエル当時33歳。ぼさっとした髪にひげ面、さらにタイの曲がった、素朴感のある正装姿が微笑ましい(2001年) ©Getty
DANIEL CRAIG/ ダニエル クの画像_25
『愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』では、フランシス・ベイコンの恋人兼モデルだったジョージ・ダイアー役を演じた。ベイコン役のデレク・ジャコビと共にエディンバラ国際映画祭最優秀演技賞を受賞し、注目を浴びる(1998年) ©amanaimages
FEATURE