OWEN WILSON/ オーウェン・ウィルソン

おバカでにくめないハンサム役を得意とし、コメディ俳優ベン・スティラーとの名コンビでもおなじみ。2015年3月に行われたパリコレでは、映画『ズーランダー』(2001)で演じたスーパーモデルのハンセルになりきって、ベン演じるズーランダーとともにヴァレンティノのショーのフィナーレを飾った。また、映画監督ウェス・アンダーソンとは、テキサス大学で出会ってからの朋友。共同執筆した『アンソニーのハッピー・モーテル』(1996)での俳優デビュー以来、アカデミー脚本賞にノミネートされた『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(2001)から『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)まで数多くの作品でタッグを組んでいる。キャリアの初期は、ハリウッド大作『アルマゲドン』(1997)や主役を演じた戦争映画『エネミー・ライン』(2001)などでシリアスな演技の才能も披露。アクションやラブコメもさらっとこなす、多彩さが魅力だ。プライベートでは、海と犬と自転車をこよなく愛し、くだけた西海岸風スタイルを得意とする。2007年には女優のケイト・ハドソンとの破局で鬱状態に陥り、自殺を図ってスキャンダルに。その後、2人の女性との間にそれぞれ1児を授かり、未婚のまま2児の父に。

出身:アメリカ、テキサス州 ダラス 生年月日:1968年11月18日
身長:179cm 髪の色:ブロンド 瞳の色:ブルー
代表作:『スーランダー』(2001)、『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(脚本・2001)、『ナイト ミュージアム』(2006)、『ミッドナイト・イン・パリ』(2011)
配偶者&パートナー歴:
シェリル・クロウ(歌手1999〜2001)
ジーナ・ガーション(女優 2000〜2002)
ケイト・ハドソン(女優2006〜2007)
レ・コール(モデル 2007〜2008)
ジェイド・デュエル(一般人 2009〜2011)
カロライン・リンドクヴィスト(トレーナー 2013)
twitter@owenwilson1

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カーリーなブロンドの長髪に、くだけたスタイル。どこか懐かしくて笑えるハンサムっぽさが持ち味。ケイト・ハドソンと出会うきっかけになったドタバタコメディ『トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合』のプレミアにて(2006)Photo:Getty Images
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政治的暴動から家族を守る父親役をシリアスに演じた『クーデター』のプレミアで、共演のピアース・ブロスナン、レイク・ベルと。子どもなだめたり悪ふざけするシーンでは、「普段子供たちとの生活で感じる感情を活かせた」とコメント(2015)Photo:Getty Images
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マリブビーチを、一般人の元恋人ジェイド・デュエルとの間にできた長男ロバート・フォード君と散策。パパのサングラスをかけ砂をいたずらする息子を優しく見守り、よき父の姿を見せた。キャップ&チェックシャツの組み合わせはオーウェンの定番(2015)Photo:amanaimages
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ベン・スティラーがおバカなスーパーモデル役を演じる『ズーランダー』では、ライバルのハンセル役を熱演。この日はキャラになりきって、パリコレでヴァレンティノのランウェイを闊歩! 続編『ズーランダー2』は2016年2月に全米公開予定(2015)Photo:Getty Images
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朋友ウェス・アンダーソン監督作『グランド・ブダペスト・ホテル』では、ひげの軍人コンシェルジュ“ムッシュ・チャック”役に。同作はゴールデングローブ賞のミュージカル・コメディ部門の作品賞、アカデミー賞の美術賞を受賞(2014)Photo:amanaimages
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1歳9ヵ月の長男のロバート・フォード君を抱き、実の母ローラ・ウィルソンを伴ってマリブのファーマーズマーケットへ。母親のジェイド・デュアルと破局後も、息子を連れて出かける姿がたびたびパパラッチされている (2012)Photo:amanaimages
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第84回アカデミー賞ではペネロペ・クルスとともに作曲賞のプレゼンターに。ネイビーのスーツもタイもシャツも、全身カルバン・クライン・コレクション。自らの主演作『ミッドナイト・イン・パリ』は作品賞・監督賞ほかにノミネート(2012)Photo:Getty Images
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69回ゴールデングローブ賞のレッドカーペット、母親で写真家のローラ・ウィルソンをエスコート。作家が1920年代にタイムトリップする『ミッドナイト・イン・パリ』がミュージカル・コメディ部門の主演男優賞にノミネートされた(2012) Photo:Getty Images
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主演作『ミッドナイト・イン・パリ』がオープニング作品となった、64回カンヌ映画祭のフォトコールで、監督のウディ・アレン、共演のレイチェル・マクアダムスと。サンドベージュの上下にブルーのシャツを合わせて爽やかに(2011) Photo:Getty Images
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リース・ウィザースプーンと共演したロマンティックコメディ『幸せの始まりは』より、リースを思いっきり持ち上げるコミカルなシーン。オーウェンは、恋人であるヒロインを悩ませる女好きのメジャーリーガーを好演(2009)Photo:amana1mages
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ベン・スティラー主演の人気シリーズ『ナイト ミュージアム2』の公開を1週間後に控えたNYで、つかの間のオフを楽しむオーウェン。この日は、ソーホー地区のアップルストアで、ヘッドフォンを物色している姿をパパラッチ(2009年)©amanaimages
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子育ての予行演習に、と飼った犬に振り回されるドタバタコメディ『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』のロサンゼルスプレミアにて。ブラックのミニドレスをまとった妻役のジェニファー・アニストンと仲睦まじい様子で登場(2008年)© Getty Images
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NYのローワーイーストサイドで、謎のスレンダー美女に自転車で伴走する姿をパパラッチ。話題となった美女の正体は25歳のモデル、ル・コール。その後、ディナーしたり、ヨガに行ったり、ビーチで水着デートする姿が度々目撃された(2007年)© amanaimages
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周囲のサポートもあり、ケイト・ハドソンとの破局による自殺未遂騒動から立ち直ったウィルソン。この日は、カリフォルニア州のラグナビーチにある友人に家に滞在。砂浜で愛犬と戯れる元気な姿を見せ、ファンを安堵させた(2007年)© amanaimages
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『The Wendell Baker Story』のプレミアのアフターパーティーでケイト・ハドソンと。ふたりは『トラブル・マジック カレと私とデュプリーの場合』(2006)で出会い交際するも、翌年破局。そのショックで自殺未遂を図り、世間を騒がせた(2007年)© Getty Images
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鼻にかかったセクシーな南部訛は、テキサス州ダラス出身だから。この日は、地元テキサスレンジャース対ニューヨークヤンキースの試合の始球式で華麗なピッチングを披露。鮮やかなブルー地にTマークのキャップは、チーム公式グッズ(2005年)© Getty Images
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ポルトガルのカジノで行われた、ローレウス世界スポーツ賞のイベントにシックなタキシード姿で登場。なぜかハワイ式アロハのポーズをとった。ちなみに、この年の受賞者はその後4年連続受賞となる、テニスのロジャー・フェデラー(2005年)© Getty Images
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アドベンチャーコメディ『ライフ・アクアティック』のNYプレミアに、同作の監督でテキサス大学時代からの友人のウェス・アンダーソンと。こなれたオーウェンと、ファー付きのヘリンボーンのロングコートで決めたウェスが好対照(2004年)© Getty Images
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度々共演しているベン・スティラーとは、オーウェンのデビュー作『アンソニーのハッピー・モーテル』を見たベンが自らの監督作『ケーブルガイ』への出演をオファーして以来のコンビ。米誌ヴァニティフェア主宰のオスカーパーティにて(2004年)© Getty Images
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ウェス・アンダーソンが監督した海洋アドベンチャーコメディ『ライフ・アクアティック』のワンシーン。ブルーのシャツに赤いニット帽は、ビル・マーレイ率いる海洋探検家チーム“チーム・ズィスー”のユニフォーム(2004年)© amanaimages
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ジャッキー・チェン主演のカンフーアクションコメディ映画『シャンハイ・ヌーン』(2000年)に続き、続編の『シャンハイ・ナイト』にも出演。ジャッキーのコミカルな一面を引き出す、お調子者の相棒役で世界に知られる存在に (2003年)© amanaimages
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戦争映画『エネミーライン』では、紛争の傷跡が残るボスニアを舞台に、撃墜された戦闘機から逃走する主人公を熱演。シリアスな役も難なくこなすカメレオン俳優ぶりを見せつけた。コロラドのナヴァル空軍基地で行われたプレミアでのひとこま(2004年)© Getty Images
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当時の恋人で歌手のシェリル・クロウと、アカデミー賞後に行われた、エルトン・ジョンエイズ基金&インスタイル誌のパーティに出席。ふたりはシェリルの女優デビュー作『クアドロフォニア -多重人格殺人-』での共演がきっかけで知り合った(2000年)© Getty Images
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サイコ・スリラー『クアドロフォニア -多重人格殺人-』では、多重人格のシリアルキラー役に。海辺の小さな街にふらりと現れ、一見真面目で働き者の好青年だが実は……という多面的な主人公を、いつもの軽妙さを封印して演じた(1999年)© amanaimages
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28歳のときに、大学時代の友人ウェス・アンダーソンと共同脚本の『アンソニーのハッピー・モーテル』で俳優デビュー。予算削減のため、実の兄のルークとアンドリューのウィルソン3兄弟が共演。ウェスにとっても監督デビュー作となった(1996年)© amanaimages
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