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名優ヘンリー・フォンダを父に持つ。1960年に『のっぽ物語』で銀幕デビュー。以降、毎年1本のペースで映画出演。女児を出産した1968年に公開された『バーバレラ』でセクシー路線に転換して、成功を収める。1970年以降はベトナムの反戦運動に参加するアクティビストとして活動。同時に女優としての輝きを増し、『コールガール』(1971)、『帰郷』(1978)の2作でアカデミー賞主演女優賞を獲得している。1982年からは、エアロビクスビデオを発売して大ヒットを飛ばす。1991年に一度女優を引退するも、2005年にジェニファー・ロペスとW主演を果たした『ウエディング宣言』で復帰。衰えを見せない美しさで、人々を魅了し続けている。
生年月日:1937年12月21日 出身:アメリカ、ニューヨーク州 身長:173cm 髪の色:ブロンド 瞳の色:ブルー
代表作:『バーバレラ』(1968)、『コールガール』(1971)、『帰郷』(1978)
配偶者&パートナー歴:
ロジェ・ヴァディム(1964~1973)
トム・ヘイデン(1972~1990)
ドナルド・サザーランド(1971~1972)
テッド・ターナー(1991~2001)
リチャード・ペリー(2009~現在)
ゴールデングローブ賞にて、『Youth(原題)』で助演女優賞にノミネートされた78歳のジェーン。サンローランのクチュールドレスでレッドカーペット入り(2016年)
©Getty Images
73歳とは思えぬ若さ&スタイルで、ロベルトカヴァリのドレスを着こなす。第64カンヌ国際映画祭会期中の同地でガラパーティに出席(2011年)
©Getty Images
1990年公開の『アイリスへの手紙』を最後に女優を引退。15年ぶりに『ウエディング宣言』で完全復活をはたした。その復帰作のLAプレミアにて(2005年)
©Getty Images
CNNの創業者で、ジェーンにとって3番目となる当時の夫テッド・ターナーとともに、CableAceアワードに出席。ジェーン、テッドともに57歳。その後ふたりは2001年に離婚をしている(1995年)
©Getty Images
『帰郷』(1978)で、第51回アカデミー賞主演女優賞を獲得。1971年の『コールガール』に続き2度目のオスカー像を手にする。写真は主演男優賞を獲得したジョン・ヴォイトとともに(1979年)
©SNAP Photo/amanaimages
36歳のジェーン。2番目の夫でアクティビストのトム・ヘイデンと。ジェーンは彼との間に長男を出産、またアフリカン・アメリカンの養女を迎えるも、ふたりは1990年に破局(1974年)
©Corbis/amanaimages
『コールガール』の成功で、ジェーンのシャギースタイルが世間で大流行。多くの女性たちがこのヘアスタイルを真似した。ジェーン33歳(1971年)
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アカデミー賞主演女優賞、ゴールデン・グローブ主演女優賞を始め、賞レースを完全に制した『コールガール』のワンシーン。スタイリッシュな装いが印象的(1971年)
©Corbis/amanaimages
セックス・シンボルとなった『バーバレラ』。同年ロジェ・ヴァディムとの間に長女を出産。翌年『ひとりぼっちの青春』(1969)でアカデミー賞主演女優に初ノミネートされる(1968年)
©ZUMA Press/amanaimages
フランスのSFコミックを映画化した『バーバレラ』でセクシー路線へ。これが大成功をし、小悪魔的魅力で大人気を博す。ジェーン30歳(1968年)
©SNAP Photo/amanaimages
オムニバスホラー映画『世にも怪奇な物語』の1話『黒馬の哭く館』からのワンシーン。当時の夫であるロジェ・ヴァディムがメガホンを握った(1967年)
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フランスで、公私ともに充実した日々を送るジェーン。『水曜ならいいわ』でゴールデン・グローブ主演女優賞にノミネートされる(1966年)
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この年、かねてから交際していた映画監督ロジェ・ヴァディムと結婚。ふたりを紹介したのは、名優アラン・ドロンだとか(1965年)
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28歳を迎えたこの年に西部劇コメディ『キャット・バルー』に出演。本作がアカデミー賞5部門にノミネートされ、興行的にも大当たり。ドル箱スターとしての地位を確立する(1965年)
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1964年に渡仏。フランス映画『危険がいっぱい』で、名優アラン・ドロンと初共演を果たす(1964年)
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ジェーンにとって最初の結婚となるお相手、映画監督ロジェ・ヴァディムと映画『ダンケルク』のプレミアへ(1964年)
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フランスのニースで行われていたアラン・ドロンの主演映画『黒いチューリップ』(1964)の撮影現場を訪れた、25歳のジェーン(1963年)
©Sipa Press/amanaimages
NYにて、それぞれ異なる映画を撮影していたフォンダ家が集合。ひとときの一家団らんを楽しむ。右から父ヘンリー57歳、ジェーン25歳、弟のピーター23歳(1963年)
©Corbis/amanaimages
『のっぽ物語』のデビュー後に撮影された1枚。これからの可能性を感じさせる、22歳の美しさが際立つ(1960年)
©Everett Collection/amanaimages
映画デビュー作となった『のっぽ物語』。恋する相手の気を引くためにチアガールに参加するなど、ジェーンの瑞々しい魅力がはじける作品に(1960年)
©Corbis/amanaimages