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現在白熱するアメリカ大統領選挙で、共和党の候補者として舌戦を繰り広げているドナルド・トランプ。そんな彼が自身のキャンペーン活動にアデルの曲を使用することを、アデルが嫌がっているという報道が。
ドナルド・トランプは各周での集会にて、アデルの大ヒット曲『ローリング・イン・ザ・ディープ(Rolling In The Deep)』や映画『007』のテーマソングとなった『スカイフォール(Skyfall)』を使用。そのことに対して彼女は広報を通し、「アデルは彼女の曲を政治活動に使用する許可を下していません」と宣言。ドナルドに曲を使用されることに対して、拒否感を露にした。
しかしアデルに限らず、大御所歌手の二ール・ヤング、ロックバンド「エアロスミス」のボーカル、スティーブン・タイラーらも、ドナルドに曲を使用されることを拒絶しているそう。
アメリカの大統領選では候補者を支持するセレブたちがステージに立ったりキャンペーン・ビデオを作製することで有名で、ドナルドのライバルとされる民主党のヒラリー・クリントンには、集会に歌姫ケイティ・ペリーが訪れコンサートを行い、人気女優&脚本家のレナ・ダナムがサポーターを勤めるなど、多くのセレブたちが活動に参加している。セレブたちからの支持が薄いことが判明してしまった、ドナルド。今後の選挙にどのような影響が及ぶのか、見ものである。