タイのプミポン国王の次女、シリントーン王女。タイ国民の間で、笑顔と人柄の良さで人気の王女が、隣国カンボジアでのノロドム・シハモニ国王と会談も含めた３日間の公式訪問中に、ヤクロム湖畔の北東部に立ち寄った際、話題になったのがバスルーム！
美しいヤクロム湖畔の風景。 Photo by @gibbssophie Instagram
王室からのリクエストで、86スクエアフィート（約８平方メートル）の建物がつくられた内、カスタマイズトしたVIPなトイレ設備費は、なんと4万ドル（約452万円）にのぼるそう。その費用はタイ国側がお支払いするようだ。建物内はエアコン完備、タイから特別に持ち込まれた素材を使っていて、タイの施工会社から派遣された10人の作業員は、白いタイル張りの屋根の下、白い漆喰塗の階段がシルバーの手すり付で設けられた空間を完成させるまでに19日間を要したといわれている。ところが残念なことに結局、王女の滞在中は使われなかったという噂も…。
Photo by Sandra Mu/Getty Images
この建物はタイ王室による設備投資とされ、今後はカンボジアの公共施設としてツーリストオフィス化する予定なのだそう。どうやら、とても自然豊かな環境のようだから、王女の滞在によって注目度アップは必至。新たな観光名所と化す可能性も否めない！
