スウェーデンのマデレーン王女が開いた、夢のようなティーパーティが話題になっている。このパーティにゲストとしてストックホルムの宮殿に特別招待されたのは、重病を抱える5歳から8歳の子供たち12人。彼らは、マデレーン王女が支援するNGO団体「マイ・スペシャル・デイ」に所属するメンバーなのだそう。
Photo by Princess Madeleine of Sweden facebook
2歳になった娘、レオノール王女と一緒に出席したマデレーン王女は「レオノールと私は夢のような一日を過ごしました」とコメント。大広間を照らす大きなシャンデリア、白いテーブルクロスが折り目正しくかけられた食卓、金の燭台で静かに揺れるキャンドルの炎……。幻想的な空間演出は、おとぎ話に出てくるお城の世界!
Photo by Princess Madeleine of Sweden facebook
この日、王女は自身のクラシックなライトブルーのドレスに合わせ、ペールトーンのサッシュを身に着け、頭上にはプリンセスの証ともいえる光り輝くティアラを冠し登場。宮殿では、特別ゲストの子供たちをジュースやクッキー、ケーキなどでおもてなし。お姫様スタイルにドレスアップした子供たちは、夢のような時間を過ごせたことに大喜びしていたもよう。
Photo by Princess Madeleine of Sweden facebook
「マイ・スペシャル・デイ」は、同じような境遇の子供たち同士の交流によって生まれるポジティブな気持ちが、生きる力や自信につながるという思想を掲げる団体。その理念のもと、他にも重い病気を患う子供たちの夢を実現させるプロジェクトを推進しているそう。
2010年の世界子供基金のチャリティー活動がクリストファー・オニールとの結婚のきっかけだといわれるマデレーン王女。素敵な笑顔はもちろんのこと、人間的な温かさと継続的な社会福祉活動が、根強い人気の源なのかも。
マイ・スペシャル・デイ
http://www.minstoradag.org