日々新たな証言が飛び出し、収束どころかヒートアップの一途を辿っているジョニー・デップ＆アンバー・ハードの離婚裁判。先日ジョニーの元パートナーで女優のヴァネッサ・パラディがジョニーを擁護するコメントを発表したことが話題になったが、それに負けじと今度はアンバーの友人たちが次々とコメントを表明。
ふたりの周囲の人々を巻き込む大騒動へと発展中の離婚劇を、時系列で解説！
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５月25日
妻アンバーが、ジョニーとの離婚を申請。１年３ヶ月というスピード離婚として、世界的注目を浴びる。
５月26日
ジョニーの家族がアンバーを嫌っていた、という報道が流れる。しかしこれに対し、アンバーは真っ向から否定。離婚申請の２日前に亡くなったジョニーの母との関係も良好で、入院中も足しげく病院を訪れていたと弁明。
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５月27日
それまで沈黙を貫いていたジョニー側が、離婚を受け入れることを表明。ただしアンバーに対して一切の慰謝料を払わないと宣言する。ふたりは慰謝料などに対する婚前契約を一切結んでいなかった。
夫の慰謝料に対する意向を受け、アンバーはすぐさまジョニーから4年間に渡りDV被害を受けていたと裁判所に提出。さらにこの数日前に受けた暴力によってできたという傷をあらわにして、パパラッチの前に立った。裁判所はジョニーに対し、アンバーへ近づくことへの禁止命令を発行。
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５月29日
ジョニーの元パートナーで、14年間連れ添った女優のヴァネッサ・パラディが、手書きによる声明を発表。「ジョニーは一度も、私に対して暴力を振るったことはなかった」と、元パートナーを擁護した。さらに同日ヴァネッサとの娘リリー＝ローズも、インスタグラムで父への愛を語り、遠まわしにジョニーをサポート。
５月30日
ジョニーの友人でコメディアンのダグ・スタンホープが、自身のコラムでアンバーを非難。「ジョニーは彼女から使われ、操られた」、「世間に向かって嘘をつき、慰謝料を手に入れようとしている」など、過激な表現が話題に。
５月31日
ダグの記事に対し、アンバー側は真っ向から対立。DV被害を通報しなかったことの理由を「アンバーのプライバシーと、ジョニーのキャリアを守るため」だと言い、ダグによる言いがかりを「侮辱的」だと攻めた。
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６月１日
DV被害を受けていたことの証明としてアンバー側は、ジョニーのアシスタントとアンバーの間で行われたメッセージのやりとりを公開。
そこには「もう彼には何回も同じことを繰り返されているのよ。東京から島、ロンドンでも…。でも私はいつも、彼のそばを離れなかった。良くなるって信じていると、また３ヶ月後同じことが起きる」というアンバーに対し、アシスタントが「彼はすごく反省しているよ。自分が間違ったことをしたとも認めている」と返信する様子が。
６月２日
ジョニーのアシスタントが、アンバーによって提出されたメッセージは「不正に偽造されたものだ」と宣言。ジョニーによるDVは初耳だったと言い、ジョニーを擁護した。
６月７日
アンバーが過去に、DVの加害者として逮捕されていたことが明るみに。2009年９月14日、シアトル・タコマ国際空港でのこと。当時のパートナーのターシャ・ヴァン・リーと口論になったアンバーは、ターシャの腕をつかんで叩くという暴力をふるっていた。
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６月８日
アンバーの友人で、アーティスト＆執筆家のイオ・ティレット・ライトが、アンバーの証言が真実であることを語った文章を公開。昨年12月にアンバーから電話を受け彼女の家に向かうと、枕が血で真っ赤になるほどの暴力を受けた後だったと語った。その状況を受けて自身が救急車を呼んだと言い、「そんなときでもアンバーは彼を守ろうとしていた」と証言。
さらに同日、アンバーからDV被害を受けたことが明らかになった元パートナーのタシャが声明を発表。2009年に起こったアンバーの逮捕は馬鹿げていたと言い、暴力もたいしたものではなかったと、アンバーを擁護。この声明後アンバー側は裁判所に対し、アンバーが行ったDVによる逮捕された事実を、離婚裁判の判断材料として使用しないよう申請。
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はたまた同日、ジョニーの友人で俳優のベニチオ・デル・トロが“擁護バトル”に参戦。
1998年に『ラスベガスをやっつけろ』で共演して以来、ジョニーと深い親交があるというベニチオ。「僕がわかる限りだと、彼女（アンバー）はすごく問題を抱えているようだね。ちょっと、人を操っている感じがするよ」、「ジョニーの母親が亡くなって２日後に離婚を申請して、お金を要求、それから暴力を振るわれたと言う…でもそのとき思ったんだ。あれ？つい先日、ふたりに会ったばかりだよな？ってね」と、アンバーへの不信感を露にした。
一組の夫婦の離婚裁判にこれほど大勢のセレブが関わるのは、まさに前代未聞の異常事態！ どちらの証言もまったくかみ合わず、もはや誰が正しくて誰が嘘をついているのかもわからない状態に。
14年来のパートナー、ヴァネッサを捨てるほど、情熱的な恋の果てに結ばれたはずのふたり。しかしいまや、お互いに一歩も引かない冷戦状態とも言えるジョニー＆アンバー。出会った頃の熱が高ければ高いほど、別れの火花も激しく飛び散るとは、なんとも皮肉？
