4月21日に90歳の誕生日を迎えたエリザベス女王へ、TwitterなどのSNS上では多くの祝福メッセージが集まった。そんなお祝いの言葉に対し6月21日、エリザベス女王は自らタブレットを手に取り、お礼のメッセージをツイート!
Photo: Twitter (RoyalFamily)
エリザベス女王は6月21日(現地時間)、英王室の公式ツイッターにて「多くのメッセージをデジタル上でいただき、とても喜ばしく思います。皆様の思いやりに、とても感謝しております。エリザベス R.」というツイートを発信。
そのツイート直後には「先ほどのツイートは、エリザベス女王自身によって送られました」という証言ツイートが発信され、さらには実際にツイート操作をしている女王の証拠写真までが公開に。
I am most grateful for the many digital messages of goodwill I have received and would like to thank you all for your kindness. Elizabeth R.
— The Royal Family (@RoyalFamily) 2016年6月21日
エリザベス女王は普段、スマートフォンやタブレットなどのデジタル機器を操作している姿を見せないこともあり、そのレアなツイート&写真は瞬く間に話題に。公開から1日も経たないうちに25,244もの「いいね」が付き、一大センセーションを巻き起こしている。
今回のツイートは、エリザベス女王にとって人生2度目となるツイート。1度目は、2014年10月のこと。ロンドンにあるサイエンス・ミュージアムを訪れた女王は、当時開催されていた「Information Age」展覧会を宣伝するため、ツイッターを初使用。女王は会場のステージ上でツイッター操作を披露し、世間をアッと驚かせた。
さらに今年の4月には、傷病兵のためのイベント「インヴィクタス・ゲーム2016」を宣伝するための動画にハリー王子とともに出演。インスタグラム上で公開されたこの画像は471,000回以上もの再生回数を記録。
90歳の誕生日を迎えた今も、最新の科学技術などを精力的に取り入れる女王の姿勢に、国民から賞賛の声が挙がっているとか。時代の流れに順応する柔軟な精神こそが、いくつになっても若々しくいられる理由なのかもしれない。