テイラー・スウィフト神話説はもう終わり? 元カレ&カニエとのバトルで、イメージ激落!

2度のグラミー賞「年間最優秀アルバム」受賞という女性アーティスト初となる快挙を達成、芸能界でも幅広い人脈を持ち、さらに新恋人トム・ヒドルストンともラブラブ! 公私ともに飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍するテイラー・スウィフトだが、その順風満帆な人気ぶりに影が落ちているよう。

その原因となっているのが、6月に破局した元恋人カルヴィン・ハリス&カニエ夫妻とのバトル! 彼らの証言によって、テイラーのグッドガールなイメージは激落。果たして現在最強とも言えるテイラーの地位は、どうなってしまうのか?


Photo: Instagram (taylorswift)

事の発端は、6月に破局した元恋人で世界的人気を誇るDJカルヴィン・ハリスとのバトル。

カルヴィンは4月に、リアーナをフィーチャリングした曲『This Is What You Came For(原題)』をリリース。2ヶ月が経った今もオリコンのチャートトップに君臨し続け、スマッシュヒットとなった本曲。

それについてテイラー側が、作詞者の名前として挙げられている”Nils Sjoberg”という人物はテイラーであることを発表。さらに“作詞を担当したテイラーのクレジットを載せてほしい”と申し立てをしたのだ。


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テイラー側の主張が明るみに出たことで、カルヴィンが自分の名誉のためにテイラーの功績を隠したかのように見えた。するとカルヴィンはTwitterで、「なぜテイラーの名が偽名となっているか」ということを複数回に渡って説明し始めたのだ。

1度目のツイートでは、「彼女(テイラー)は、歌手としても参加しているんだよ。すばらしい作詞家で、今回もいつも通り飛ばしているね」と、友好的な姿勢を見せたカルヴィン。

しかしその後、「名前を隠したいと言ったのはテイラーの方」と前置きし、「彼女とそのチームがこのタイミングで、さらに僕が悪者に見えるような発表の方法を取ったのには、傷ついているよ」と、テイラーを批判する方向に発言がシフト。

さらに「君が新しい恋で幸せを掴んだなら、そっちに集中した方がいいんじゃないかな。元恋人のことを陥れるようなことは、やめるべきだ」と厳しい意見を発信。

「君はツアーも終わっているし、ケイティの代わりとなる“陥れる人物”を探しているのかもしれないけど、僕はその対象にはならないよ。ごめんね、でもそんなことは許さない」と、断言。過去にテイラーの曲の題材となったとも言われるケイティ・ペリーとの確執を持ち出し、テイラーを悪人扱いした。

カルヴィンの発言を受け、善人の立場から一転、悪者となってしまったテイラー。このことに対してテイラーは発言を控えているものの、その後日、曲の著作権料などを管理する「BMI」へ作詞家として本名を掲載することを正式に申請したと明かされた。

カルヴィンの発言の正否は不明なものの、ネットに溢れるアンチ・テイラーたちは大喜び! SNSでは「#テイラー・スウィフトは終わった」(#TaylorSwiftIsOver)というハッシュタグが大流行し、テイラーのライバルと言われているケイティやマイリー・サイラス、リアーナ、ビヨンセらが大喜びする写真とともに拡散される事態に。


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さらにそんな事態に追い討ちをかけるようにヒートアップしているのが、カニエ・ウェスト&キム・カーダシアン夫妻とのバトル。

始まりは、2月15日に開催されたグラミー賞でのスピーチ。ラッパーのカニエがリリースした曲『Famous(原題)』で、「あのビッチを有名にしたのは俺だ」と名指しされていたテイラー。それに対し最優秀アルバム賞の受賞スピーチにて「人生には、あなたの成功を邪魔しようとしたり、あなたの成功を自分の手柄にしようとする人が存在するのよ」と、カニエを堂々批判していた。

するとカニエは、そんなテイラーの発言に猛反発。テイラーを批判する歌詞については「彼女から許可を取っていた」と言い、“言った・言っていない”という終わりのない迷路のようなバトルが続いていた。

そして先日、カニエの妻キムが“証拠動画を持っている”と動画を公開し、事態は急展開。キムが撮影していたという動画には、テイラーと電話越しに会話するカニエの姿が。さらに「それって、褒め言葉よね。あなたが曲の歌詞を教えてくれる日が来るなんて、思っても見なかったわ。だって、誰もその曲を聴いて“テイラーをディスってる”なんて思わないわよね?」と言っているテイラーの声がバッチリ収められているのだ。

カルヴィンの件では沈黙を保っているテイラーも、こちらの動画に関してはすぐさま反応。「カニエが私を“ビッチ”と呼ぶって宣言している動画は、どこにあるの? それは存在しないのよ、なぜなら一度も言っていないから!」と言い、「もちろん、カニエからきっと曲を気に入ると言われたときは、彼のことを信じようと思ったわ。電話ではカニエと友好的でありたいと思っていたけど、聴いたこともない曲について“承認”なんて、できるわけないじゃない」と、カニエ&キム側の証言に対して真っ向から否定する姿勢を貫いた。

まるで集団イジメとも思える、テイラー批判の嵐。これまでのイメージが良すぎたあまり、その転落ぶりがかなり激しくなってしまったもよう。今後彼女は、これまで維持してきた“優等生”キャラを取り戻すことはできるのか? 反論をテーマとした新曲を背負ってカムバックしてくれる日が待ち遠しい!

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