人気スパイ映画「007」シリーズで、『007 カジノ・ロワイヤル』(2006)以降6代目ジェームズ・ボンドを演じているダニエル・クレイグ(48)。初の金髪ボンドとして注目を集めたが、ダニエルは「再びボンドを演じるくらいなら手首を切ったほうがマシ」とインタビュー中に語り、後にこの発言を訂正するものの、『007 スペクター』(2015)を最後に同役を降板することを表明している。
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英タブロイド紙「デイリー・メール」によると、続投を望む配給会社のソニー・ピクチャーズは、5月に「007」シリーズを後2本出演する条件で、6800万ポンド(約107億4000万円)のオファーするもダニエルは断ったと報道。そして、今回は同条件で1.5億ドル(約150億円)でオファーし、「スタジオはダニエルを確保することに必死だ」と、米サイト「レーダーオンライン」が伝えた。
Photo:Getty Images 右)『007 スペクター』でボンドガールを務めたレア・セドゥ
ダニエルの“007引退宣言”以降、映画業界では次期ボンドには誰が抜擢されるのかという憶測が飛び交っている。これまでに名前が挙がった候補はトム・ヒドルストン(35)、イドリス・エルバ(44)、トム・ハーディ(38)、ダミアン・ルイス(45)、ジェイミー・ドーナン(34)、ヘンリー・カヴィル(33)など、いずれもイギリス出身の人気俳優だ。
Photo:Getty Images 左からトム・ヒドルストン、イドリス・エルバ、トム・ハーディ
ちなみに、次期ボンドガールの予想もすでに始まっており、アイルランドのブックメーカー「パディパワー」のオッズによると、『スーサイド・スクワッド』(16)に出演し人気急上昇中のマーゴット・ロビー(26)が最有力候補で、次いでエミリー・ブラント(33)、エミリー・ラタコウスキー(25)、エマ・ワトソン(26)の名前が挙がっている。
Photo:Getty Images 左からマーゴット・ロビー、エミリー・ブラント、エミリー・ラタコウスキー
ダニエルからの正式なコメントはまだないが、ダニエルは米テレビ局「ショウタイム」の新作ドラマシリーズ『Purity(原題)』の出演が決まっており、2017年から同作の撮影が始まる予定。ダニエルがギャラアップで続投となるのか、それとも7代目ボンドが誕生するのか、いずれにせよ目が離せない!