先週、ブルックリン・ベッカム(17)と破局したばかりのクロエ・グレース・モレッツ(19)が、しばらく女優業を休業することが明らかになった。
9月11日(現地時間)まで開催されていた第42回ドーヴィル・アメリカ映画祭に出席したクロエは、米エンタメ誌「ザ・ハリウッド・レポーター」で、「(出演予定の)映画はすべてキャンセルしたわ。自分を見つめ直して、もう一度自分の役割を見つけたい。ゆっくりしてもいいと思うの」と語った。
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クロエは、5歳の頃から芸能活動を始め、8歳の時に『悪魔の棲む家』(2005)のリメイク作品で初めて大役を務め、2005年度のヤングアーティスト賞を獲得した。12歳の時に『キック・アス』(2010)のヒット・ガール役でブレイクし、既に55作品に出演。2014年には、米ニュース誌『タイム』の「2014年の最も影響力のある25人のティーン」にも選ばれている。
現地点で公表されているクロエの待機作は『November Criminals(原題)』、『Brain on Fire(原題)』、ディズニーの実写版『リトル・マーメイド』の3作品。最初の2作品は既にクランクアップしており、まだ撮影をしていない『リトル・マーメイド』のヒロイン役のみ降板するとみられている。
また、先月クロエは破局する前のブルックリンとともにアメリカ大統領選挙の民主党の全国大会に出席し、若者世代としてヒラリー・クリントン大統領候補の応援スピーチを披露した。11月に行われる大統領選挙までは、ヒラリー候補の支援活動は続けるという。
クロエは今後もエンターテインメントの世界から引退するわけではなく、女優休業中も出演作が出品される映画祭には参加し、プロデューサーとして2本のTV番組を製作する予定だ。長期休業で、ブルックリンとの破局の傷心を癒しつつ、これまで多忙すぎてゆっくりできなかった私生活を充実させたいようだ。