現在パリで開催されているファッションウィークを訪れている、キム・カーダシアン。ファッションの都でも変わらず過激なファッションを貫き通し、話題の的となっている彼女が10月2日(現地時間)、なにも“付けない”状態でコレクションのフロントローへ! 会場に現れた彼女はなんと、保湿のみのノーメイクだったのだ。
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キムはこの日、裸にトレンチコート&サイハイブーツのみというスタイルで会場入り。オフショルダーの胸元から谷間をのぞかせ、相変わらずの大胆な着こなしで注目をゲット。
その後会場へ入り、それまでかけていたサングラスを外した彼女。その顔には普段のバッチリメイクは施されておらず、なんともナチュラルな印象。そして自身の写真をインスタグラムに掲載したキム。「バレンシアガ。今日はスッピン」というコメントをつけ、ファンたちをアッと驚かせた。
Photo : Instagram (kimkardashian)
キムといえば、私生活を堂々とSNSやリアリティー番組で公開していることで有名。自宅でもベッドの中でもつねに完璧なメイクで登場する彼女とだけあって、スッピンで公の場に、それもコレクション会場へ現れるということはかなり衝撃的。そのレアさから、多くのセレブたちがひしめくファッションウィークにおいて、その日の話題を独占した。
今年5月に公開されたインタビューでは、夫カニエは彼女がスッピンのときほうが喜ぶ、と明かしていたキム。カニエお墨付きのスッピン顔とだけあって、その美しさはさすが。目の下のクマが少々目立つものの、シワひとつない堂々とした素顔をアピール。
バレンシアガと同日に行われた、ジバンシィのショーにて。いつものようなバッチリメイクで、イメチェン。Photo : Getty Images
じつは公の場にスッピンで登場し話題を呼んだのは、キムが初めてではない。今年8月に開催された「MTV ビデオ・ミュージック・アワード」では、歌手のアリシア・キーズ(35)がノーメイクで参加。セレブたちがここぞとばかりに着飾るレッドカーペットという場にスッピンで現れたアリシアに、世間は大騒ぎ。SNSでは肯定派と否定派による熱い議論が飛び交い、賛否両論を巻き起こした。
9月のインタビューでは「自分たちの可能性を、自ら制限している気がして…もう、嫌気がさすのよ。正直に言うと、(メイクをすることは)終わりね。それは、ありのままの私でいる、ということなの」と宣言していたアリシア。レッドカーペット後もしっかりとノーメイクルールを貫き続け、ニューヨークファッションウィークへも堂々としたスッピン姿で来場。
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しかし当のキムは、メイクを止める気はさらさらないよう。「私はメイクすることが大好きよ。リップグロスも、ブラシも、アイライナーも、愛してる。でも同時に、それに縛られたくないの」と、メイク愛をはっきりと現した。
アリシアに続くキムのノーメイクという選択によって、スッピンブームの到来もあり得る⁉︎ 多くのセレブたちがフォトショップによる画像加工で体型修正をしないという選択がブーム化しつつある現在、メイク・ファッションに対する意識にも変化が訪れているのかもしれない。
バルマンの2017春夏コレクションのショーにて。 Photo : Instagram (kimkardashian)
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