パリで開催中のファッションウィークを訪れていたキム・カーダシアンが、強盗被害にあった。『Us Weekly』誌によると10月３日（現地時間）、パリの高級アパートメントに滞在していたキムの部屋に、警察官を装った男５人が乱入。キムは手首を縛られバスルームに閉じ込められ、その間に強盗らはジュエリーやスマートフォン２台、およそ10億円相当の金品を奪い逃げていったという。
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キムが被害にあったのは、３日の夜21：30頃。キムは滞在先である高級アパートメント「Hotel de Portals」の部屋におり、バスローブのみを纏った状態でくつろいでいたそう。すると、警察官の制服を着た男５人がコンシェルジュを攻撃し、建物内に突撃。キムに銃を突きつけ、脅迫。性的暴行を恐れたキムがとっさに電話で助けを呼ぼうとしたところ、強盗のひとりが携帯電話を奪い取ったという。
その後強盗らはキムの手首をプラスチックバンドで縛り、バスルームに監禁。ある情報筋によると「強盗グループは英語を話さなかった。キムはヒステリックに泣き叫びながら、命だけは助けて欲しい、そして自分には子どもたちが待っている、ということを伝えた」そう。
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バスルームにいる間、ずっと銃を突きつけられていたというキム。「彼女はそのとき、人生が終わったと思ったみたいだ。銃を突きつけられながら、どうか殺さないで欲しいと頼んでいた」。すると強盗らはキムが叫ぶのを危惧し、彼女の口をテープで塞いだそう。そして総額10億円にも及ぶジュエリーと、彼女の携帯電話２台を奪って出て行ったという。
「彼らが退散したあと、彼女は腕をバンドから外し、自らテープを外したそうだ。彼女はレイプされ殺されることを最も恐れていたようだよ。当時、彼女はほぼ裸の状態だったからね」。キムの代理人はその後、「（恐怖で）ひどく震えていたが、身体は無傷だった」という声明を発表した。
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パリではキムが絶大な信頼をおくボディガード、パスカル・ドゥヴィエ も同行していた。しかしこの夜はキムの帰宅後、姉のコートニー＆妹のケンダル・ジェンナーに伴い、ナイトクラブ「L'Arc」を訪れていたため現場には不在だった。
そのことに関して情報筋は「キムは部屋にひとりでいても、安心していたんだ。事件が起こったのは彼のせいでもないし、パスカルを非難する気はまったくないようだよ」と語っている。
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この事件の直後、姉のコートニー＆妹のケンダル・ジェンナーはキムの元へ駆けつけたそう。キムはすぐさまプライベートジェットを手配し、翌日には自宅のあるニューヨークへ帰還。夫のカニエが迎えに駆けつけ、無事、再会を果たした。
強盗らはキムの携帯電話２台を奪ったことから、「大量の個人情報が流出してしまうのでは？」という不安の声が挙がっていた。しかし情報筋によるとキムの携帯電話はしっかりとパスコードでロックされているため、「情報を読み取るのは不可能」と予想されているという。
カニエから受け取ったこの４億円相当の婚約指輪も、強盗グループに奪われてしまったそう。Photo : Instagram (kimkardashian)
この事件を受けてパリの警察は、キムを襲った強盗グループは「プロで、計画的な犯行」だと発表。さらにキムが標的になったことに対して「彼女はファッションウィーク中、何度もこの建物から出入りを繰り返していた。そのことで多くの人が、彼女の滞在先を知ってしまったんだ」と説明した。
そんなキムに対しネットでは、「キムがこの一部始終を録画していなかったことの方が驚きだ」「ついに強盗事件まで演出するようになったのか？」という批判の声が殺到。それに対してファンやセレブ仲間たちからはキムを擁護する声が挙がったりと、一大センセーションを巻き起こしている。
ほぼ毎日SNSの投稿を欠かさないキムも、事件後は沈黙を保ったまま。その豪華な暮らしぶりがあまりに有名になってしまったため、恐ろしい事件に巻き込まれてしまったキム。今後彼女はどのように、事件を語るのか。セックステープ流出という事件から、一流セレブまでのし上がってきたキムのこと。この事件をもネタにして、さらにパワーアップした姿を見せてくれることを願ってやまない。
