先週に引き続き、第2回目となるテレビ討論会を終えた、アメリカ大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ&民主党候補ヒラリー・クリントン。お互いのスキャンダルを批判し合い、前回にも増して大きな話題を集めた今回の討論会。
「優れた指導者となるための素養があるか」という質問に対し、ドナルドが自身のSNS(Facebook&Twitter合わせて)に2,500万人ものフォロワーがいることを豪語する一幕が。そんな彼の回答に対して噛み付いたのが、歌手のケイティ・ペリー。
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キャンペーン会場でのコンサートを行ったり、ツーショット写真をインスタグラムで公開するなど、かねてからヒラリーへの熱い支持をアピールしている彼女。
. @RonanFarrow measly numbers 💅🏼
— KATY PERRY (@katyperry) 2016年10月10日
トランプのフォロワー数自慢について発信したジャーナリスト、ローナン・ファローのツイートに返信する形で、「大した数じゃないわね!」と発言してのけた。
Photo : Instagram (katyperry)
自信過剰な発言に思えるかもしれないが、それもそのはず。なんと言ってもケイティは現在、Twitterだけでもフォロワー数9,300万人を誇っており、その数は世界No.1! さらにFacebookには7,100万人、Instagramには5,680万人のフォロワーがおり、すべてを足すと2億2,000万人にも上るのだ。
Photo : Instagram (katyperry)
それに対しローナンは「あなたはまさしく7.66倍、ドナルド・トランプより大統領にふさわしい人物だ」と返答。そんなふたりの皮肉たっぷりなやり取りは、大きな話題を呼んだ。
You are literally 7.66x more Presidential than Donald Trump. https://t.co/beYbrJaN0y
— Ronan Farrow (@RonanFarrow) 2016年10月10日
SNSでの影響力という側面において、圧倒的勝利を収めたケイティ。政治に対する関心の高さ、さらに世界的に持つ影響力の大きさを考えると、じつはケイティが大統領にふさわしかったりして? 彼女の勇敢な発言&サポートは、今後の大統領選にどのような影響をもたらすのか。
最後の直接対決となる第3回討論会が開催されるのは、10月19日。11月8日(現地時間)に迫る決戦、米大統領という栄光はどちらの手に?