スウェーデンロイヤルのウェディングドレス展が開催中

スウェーデンのグスタフ国王とシルヴィア王妃の結婚40周年を記念した展覧会「ロイヤルウェディング1976-2015」が、ストックホルムの宮殿で10月18日〜2017年3月12日まで開催されている。会場には、シルヴィア王妃と、その娘ヴィクトリア王女、その弟カール・フィリップ王子の妻ソフィア妃が訪れ鑑賞を楽しんだようす。


展覧会に訪れたスウェーデンロイヤルたち。写真左から、シルヴィア王妃、ヴィクトリア王女、ソフィア妃。Photo : Getty Images

未来の女王であるヴィクトリア王女、現イギリス在住のマデレーン王女、結婚1年目の初々しいソフィア妃のウェディングドレスなど、ロイヤルの歴史を辿るようなドレスとアクセサリーが展示されなかなかの見応えのある内容だとか。


ヴィクトリア王女は選んだのはスウェーデンデザイナー(Pär Engsheden)のドレス。Photo : Getty Images


マデレーン王女着用のウェディングドレスはレースが美しいヴァレンティノ。Photo : Getty Images




ソフィア妃着用のウェディングドレス。ヴィクトリア王女と同じくスウェーデンのデザイナー(Ida Sjostedt)をチョイス。Photo : Getty Images

華麗なる展示ドレスのなかでも話題は現グスタフ国王の叔母リリアン王女のドレス。リリアン王女は、イギリス出身のベルティル王子(現国王の叔父にあたる人物)と恋に落ち結婚を決意。前夫と離婚したが、前国王に結婚を許されず、現グスタフ国王が即位し、リリアン王女とベルティル王子がお互い60歳を過ぎてようやく結婚を許されたというラブストーリーの持ち主。3年前にこの世を去ったが、ヴィクトリア王女やマデレーン王女、カール・フィリップ王子らを実の子供たちのように可愛いがっていたという。


30年愛を実らせ結婚したリリアン王女が1976年に着用したウェディングドレス。Photo : Getty Images

宮殿内を歩けるチャンスでもある当展示、ストックホルムを訪れる方はぜひ立ち寄ってみたい。

FEATURE