世界中のティーンから絶大な人気を誇る、歌手のジャスティン・ビーバー(22)。昨年リリースしたアルバムが大ヒットを記録、見事トップアーティストの座へ返り咲いた。しかし先日、2013年にアルゼンチンでパパラッチと口論になった件で、起訴されたことが判明。またもやトラブルメーカーとして、注目を浴びてしまうことに。
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2013年11月、世界ツアーでアルゼンチンに滞在していたジャスティン。夜遊びで訪れたナイトクラブから出てくるところを待ち構えていたのが、カメラマンのディエゴ・ペソア。撮影しようとした際、“ジャスティンの指示を受けたボディガードに暴行され、病院でケガの治療を受けた”と主張していた。
その件でアルゼンチンの警察から来国し事情聴取を受けるよう要請されるも、ジャスティンは拒否。その結果、同国でジャスティンへの逮捕状が発行された。2014年11月には、判事が60日以内に出廷を求める期限を設定し、応じなかった場合は国際逮捕令状を発行すると決断。令状は2015年4月に発行されたが、別の裁判所職員がこの決定を撤回したため、ジャスティンは最長1年の禁固刑を回避していた。
世界各国で、ナイトクラブから出てくる姿をパパラッチされているジャスティン。常に多数のボディガードを引き連れていることでも有名。Photo : Getty Images
ところが今年に入って、同事件が新たに蒸し返されることに。ジャスティンはカメラマンに軽傷を負わせたことで起訴され、今後アルゼンチンに入国した場合は、逮捕される可能性も。これに対してジャスティンは、控訴する意向を示しているという。
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現在、「パーパス・ワールド・ツアー」の南米公演に向けて準備を進めているジャスティン。しかし今年5月に、法的事情によりアルゼンチン政府が彼の入国を認めないことをファンに伝え、同国での公演は行わないことを宣言。そんなジャスティンの発言を受け、悲しみに暮れているアルゼンチンのファン。首都・ブエノスアイレス市街でデモを行い、コンサート禁止命令の撤回を求めるも、依然として事態は変わらぬまま。
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「ビリーバー」の愛称で呼び、ファン愛を常々語っているジャスティン。ファンを悲しませないためにも、慎重に対応をしてほしいものだ。