ニューヨークで開催されたカウントダウンコンサートで、音響機材のトラブルが勃発。曲と口の動きがズレていたことで口パクが露呈、さらにその後は制作側とのバトルを繰り広げている、歌手のマライア・キャリー。
歌姫らしからぬ口パク疑惑、さらに制作側との責任のなすりつけ合いなどで、批判を浴びることに。そんななか先週末、ハリウッドの名所として知られる「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に並ぶ彼女の名が刻まれたプレートに、落書きがされていることが発覚した。
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「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」(直訳=ハリウッド名声の歩道)は、カリフォルニア州ハリウッド大通り沿いにある歩道の名称。約5kmほどの歩道には、映画や音楽、テレビなど、エンターテインメント界で活躍した人物の名前が彫られた星形のプレートが埋め込まれており、ハリウッドでも高い人気を誇る観光名所。
現在埋め込まれているプレートの数は、2,500以上。ここに名前を連ねられるのは選ばれし者だけで、真のスターとして認められたことの象徴でもある。マライアの名前が刻まれたのは、2015年8月。プレートの獲得セレモニーには双子のモンローちゃん&モロッカン君も出席し、盛大に祝福された。
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プレートに落書きされた写真を公開したのは、ゴシップサイト『TMZ』。マライアの名前の横には黒いペンで「?」マークが落書きされ、「MARIAH CAREY?」という状態になっている。これが発覚したのは、1月8日(現地時間)。ウオーク・オブ・フェームを管理する「Hollywood Chamber of Commerce」の広報は、落書きされた画像をインスタグラムで発見し、警察に通報したことを明らかにした。
現在、警察はまだ犯人を追跡中。その動機は明らかになっていないものの、マスコミは「カウントダウンコンサートでの失態を見て、マライアのスター性に疑問を抱いたのでは?」と予想している。
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次期米大統領ドナルド・トランプのプレートが壊されたのは、昨年10月のこと。先日開催されたゴールデングローブ賞授賞式で、女優メリル・ストリープがスピーチで批判した相手と同じような待遇を受けてしまったことを、マライアはどのように受け取っているのか。以前口パクがバレてしまったビヨンセのように、歌唱力を活かしたリベンジライブで、ファンたちをアッと驚かせてくれることに期待したい!