昨年、久々にリリースしたソロアルバム『This Is What the Truth Feels Like』が「Billboard 200」のランキング1位に輝き、その健在ぶりを示した歌手のグウェン・ステファニー(47)。そんな彼女が、大手コスメブランド「レブロン」の新たなグローバルアンバサダーになることが、先月発表された。
2015年には、13年間連れ添った夫ギャヴィン・ロスデイル(51)とのつらい離婚を経験。しかしその後は一転、人気音楽オーディション番組『ザ・ヴォイス』の米国版シリーズでともに審査員を務めた人気カントリー歌手ブレイク・シェルトン(40)との熱愛が発覚。そんな浮き沈みの激しい私生活を送っていたグウェンにとって、「レブロン」の新プロモーションが掲げる、「CHOOSE LOVE」というメッセージに、深い思い入れを抱いているよう。
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“愛を信じ、愛を実現するために勇気を持つこと”を女性たちに訴える、今回のプロモーション。グウェンはこの仕事を引き受けたことについて「純粋にメイクが好きだからということもあるけれど…それに加えて、「CHOOSE LOVE」キャンペーンであることが大きかったの」と語っている。
「最近の私に、重なるところがあったから。人は人生で本当につらい思いをしたときに、そこからポシティブな方向へ向かう選択をすることができるのよ。簡単なことではないけれど…この経験を曲作りに活かそう思ったの。自分を立て直して、素晴らしい作品を仕上げてみせる、ってね」。
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自身が展開するファッション・ブランド「L.A.M.B.」や、香水ブランド「Harajuku Lovers」も依然として高い人気を誇っているグウェン。私生活をストレートに反映させて書き上げたアルバム『This Is What the Truth Feels Like』に収録されている曲がこれほど好評を得たとに対して驚きを感じつつも、とてもよろこんでいるという。
「ギャヴィンと離婚した後、もう自分は音楽活動ができない、そしてもう曲を書くこともできないかもしれない、と思ったことがあった。けれど新アルバムの曲は、自分の魂から湧いてきた。そこはいま、すごく穏やかで、感謝の気持ちに満ちた場所になっているわ」。
ギャヴィンとの間に生まれた3人の子どもを育てながら、恋もキャリアも大いに楽しんでいるグウェン。苦しみを経て幸せを得ることができたグウェンの言葉は、多くの女性の心に響くはず。