カンボジアを訪問中のアンジー。涙を浮かべながら、離婚について初めて心境を語る

自身が監督する映画『First They Killed My Father(原題)』のPRのため、子どもたちを連れ添ってカンボジアを訪問中のアンジェリーナ・ジョリー(41)。2月19日に受けた英放送局『BBC』のインタビューで離婚について尋ねられ、初めて自身の口からコメントをしたことが話題を呼んでいる。


Photo : Getty Images

ポルポト政権下で家族を殺された経験を綴ったラング・アングの自伝を映画化した、本作品。『BBC』リポーターのヤルダ・アキムから、「今回の作品は家族と、それを失うことをテーマにしていますね。あなたは最近の別れについて、まだ何も語っていませんよね。それについて、言いたいことはありませんか?」というストレートな質問が。

すると大きく呼吸をし、「原因について、あまり多くは語りたくないのだけれど…。言えることは、私たちはとても困難な時を過ごし、(変わらず)家族だということ」と口を開いたアンジー。さらに目に涙を浮かべながら「私たちはそれを乗り越え、家族の絆がさらに強くなることを祈っているわ」と、現在の心境を語った。


Photo : BBCのリポーター、ヤルダ・アキム氏によるインタビュー動画からの抜粋。

昨年9月、夫ブラッド・ピットとの離婚を申請というニュースで世間を騒然とさせるも、一切のコメントを避けてきたアンジー。しかし今回、これまで固く閉じていた口を、初めて開いた。

言葉を詰まらせながら「私にとっての第一優先は、子どもたち。そのためにも、どうやって(離婚を)乗り越えるか、必至で模索しているの。さっき言ったように、私たちは今も、これからも、ずっと家族だから。きちんとこの困難を乗り越えて、家族がさらに一致団結するため、頑張らなければならないのよ」と語り、直面している問題の大きさを伺わせた。


Photo : Instagram (usweekly)

最後に「5年後はどんなことをしていると思うか」と尋ねられたアンジーの回答は、「ただ、立っていられたらいいわ」。

「5年後は子どもたちを訪ねながら、世界中を旅できたらいいわね。子どもたちがただただハッピーで、世界各地でやりたいことをしているのが理想よ。そして私は、そんな彼らをサポートしたい」。

「私自身は子どもたちのためにも、“正しいこと”を代表する人物でありたいと思ってる。彼らにとって、正しい指南であるためにね。ハリウッドというファインダーや、狭い視野ではなくて、ちゃんと世界を見極める力を身に着けてほしいから」と、子どもたちへの溢れる愛情で、インタビューを締めくくった。

現在も、ブラピとの親権争いを続けているアンジー。愛する子どもたちのためにも、良い解決策が導き出されることを願うばかりだ。

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