2017.03.31

「セクシュアリティ」を赤裸々に語ったセレブたち、カミングアウトの言葉を振り返る

ハリウッドで年々増えている、セクシュアリティのカミングアウト。とはいえ世間に自身の性を明かすことは、勇気を要したであろうに違いない。セレブとしての知名度を活かし、LGBTに対する理解を広めるための活動も行っている彼女たちは、どのような言葉で自らのセクシュアリティを語ったのか。


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昨年ジョニー・デップとの泥沼離婚が成立し、ようやく以前の輝きを取り戻してきたと話題のアンバー・ハード。ジョニーとの関係がスタートする前には、女性フォトグラファーのターシャ・ヴァン・リーと数年に渡り交際しており、事実婚状態だったという情報も。

「私の“カミングアウト”について人がコメントしているのを見ると、不思議な気持ちになるのよ。だって私は、1度も隠したことがないんだもの。
私はいつだって、自分の性をさらけ出してきた。アクティビストとして活動もしているしね。当時(同性の)パートナーを同伴していなかったけど、そのことについて人から尋ねられることもなかったから言わなかっただけ。
(あるイベントでレポーターにパートナーの名を告げたら)突然、私のラベルが変わったのよ。“女優のアンバー・ハード”から、“レズビアンのアンバー・ハード”にね。そのことが私のキャリアに大きな打撃を与えたし、簡単に解決できなかった。(監督からストレートの女性を演じられるか疑問を抱かれると)あきれてしまう。ただ”演じるから、見てよ”って言うの」

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1年以上に渡って交際を続けてきた恋人オーランド・ブルームと破局し、世間に衝撃を与えたことが記憶に新しい歌手のケイティ・ペリー。牧師の父を持ち、ゴスペルを歌いながら育った彼女。女性との情事を歌った『キス・ア・ガール』のメガヒットで一躍スターとなるも、それによって生まれた両親との亀裂は今も埋まらないまま。しかし自身のセクシュアリティを隠すこともなく、先日も「女性とキス以上のことをしたことがある」と語り、ニュースのヘッドラインを飾ったばかり。

「(女性とキスをした理由について)私が言えることは、興味があったってこと。当時の私はすでに、セクシュアリティがこのドレスのように白黒つけられないものだってことを理解していた。
2008年に『キス・ア・ガール』がリリースされると、世界中が歌っていた。みんな、そのことに興味があることの現れだと感じたわ。
それからは、自分の育った環境の枠から出て、いろんな人と会うようにした。これまで“恐るべき存在”だと教えられてきたイメージと、(LGBTの人々は)全く違ったのよ。私が出会ったなかで最も自由で、強く、優しく、非差別的な人ばかりだった。
彼らは私に刺激を与え、私の心をよろこびで埋め尽くしてくれた。まさに魔法のような存在なのよ」

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ここ数年、複数の女性とのデート場面を度々キャッチされている、女優のクリステン・スチュワート。『トワイライト』シリーズで恋人役を演じたロバート・パティンソンと実生活でも交際し、ティーンから絶大な支持を誇るおしどりカップルとして人気を集めていたことも。しかしロバートとの破局後、彼女に男性との恋の噂が流れることはなくなった。

「男性と付き合っていたときは、私生活を隠していたの。だってすることなすこと、すごく平凡なことに感じられて。それがとても嫌だった。
その考えが、女性と交際したとたんに変わったの。(当時の恋人アリシア・カーガイルとの交際を)隠したら、“本気じゃない”とか“交際を恥じている”って受け取られてしまうと感じた。
だから自分の振る舞いについて、考え方を変えなくてはいけなかった。その経験のおかげで私の人生が広がり、大きな幸せを手に入れることができたの



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『トランスフォーマー』シリーズでブレイクし、そのセクシーな魅力で世界中の男性を魅了する女優のミーガン・フォックス(30)。昨年、2010年に結婚した俳優ブライアン・オースティン・グリーンとの3人目の子どもを出産。子育てをしながら女優業を両立している彼女だが、過去のインタビューでは10代のときに、ストリッパーの女性との恋愛をしていたことを赤裸々に語っている。

人は生まれながらにして、バイセクシュアルなんじゃないかしら。でも社会のプレッシャーを受けるうち無意識に、性の選択をしてしまうんだと思う。
私はバイセクシュアルであることに対して、全く疑問を抱いたことがないわ」


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俳優のリアム・ヘムズワースと婚約中で、SNSにはラブラブな様子が伺えるポストが溢れているマイリー・サイラス。これまでニック・ジョナスやパトリック・シュワルツェネッガーらとの交際を報じられてきたが、2015年にバイセクシュアルであることを告白。その後ヴィクシーエンジェルズのメンバー、ステラ・マックスウェルとのキス画像がパパラッチされ、交際が明らかに。

「(セクシュアリティについて)とってもオープンよ。私自身は、パンセクシュアル全性愛者)。
でも現在、恋愛はしていないわ。私はまだ22歳だもん。誰かとデートしても、2週間経ったらライフスタイルがガラッと変わることもある。だから私が誰と一緒にいようと、放っておいてほしい

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