童話『白雪姫』のパロディ映画『Red Shoes And The Seven Dwarfs(原題)』で、声優を務めたクロエ・グレース・モレッツ。宣伝用のポスターが、女性の肥満体型を否定しているのでは?とツイッターで炎上。これを受けて、クロエが胸の内を明かした。
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映画『キック・アス』シリーズで知られる女優のクロエ・グレース・モレッツ(20)。自身が声優を務めたアニメ映画『Red Shoes And The Seven Dwarfs(原題)』のポスターが、ボディシェイミング(人の体形を批判すること)にあたると物議を醸した。
How did this get approved by an entire marketing team? Why is it okay to tell young kids being fat = ugly? 🤔😏@ChloeGMoretz pic.twitter.com/PVhgwluGTM
— Tess Holliday 🥀 (@Tess_Holliday) 2017年5月30日
問題のポスターには、スレンダーな体形と背が低いぽっちゃり体形の主人公が描かれており「もし白雪姫が美しくなく、7人の小人ではなかったら?」のメッセージが。
これに真っ先に食いかかったのが、ぽっちゃり体形として活動するモデルのテス・ホリデイ。「どうしてこれがマーケティングチームに承認されたの? "デブ=醜い"と子どもたちに伝えても構わないの?」とクロエのアカウントを添えてツイートした。一般のユーザーからも、テスの意見を賛同する声が上がり、ポスターへの反発は大きくなるばかり。すると、クロエが自身のツイッターで思いを打ち明けた。
I have now fully reviewed the mkting for Red Shoes, I am just as appalled and angry as everyone else, this wasn't approved by me or my team
— Chloë Grace Moretz (@ChloeGMoretz) 2017年5月31日
「作品のポスターを見て、みんなと同じくらい愕然とし怒りを感じています。私と私のチームはこのポスターを承認していないわ」とコメント。次の投稿では「プロデューサーには、すばらしい脚本だったから声優を引き受けたと伝えたの。実際に作品を見てほしい」と脚本を讃えながらも、「嫌な気持ちにさせてしまったのは申し訳なかったわ」とポストした。
クロエは以前、英『Glamour』誌のインタビューで「食事を抜いてまでスレンダーな体形になることはない」と語るなど「女性の体形問題」について意見を主張してきたひとり。それを知った上で、クロエがこのポスターを認めるわけがない!とツイートするファンも。
映画の公開前に思わぬ事態に発展してしまったが、炎上したポスターと脚本の意図が合わなかったことがわかった今、同作では「女性の体形問題」についてどのように触れているのかが気になるところ。