「オアシス」の代表曲をカバーしたクリス・マーティン、曲の使用を許可したノエル・ギャラガーに感謝!

アリアナ・グランデ主催の慈善コンサート「ワン・ラブ・マンチェスター」に参加したコールドプレイのクリス・マーティン。ステージでは「オアシス」の代表曲『ドント・ルック・バック・イン・アンガー』を熱唱。コンサート後、曲の使用を認めてくれたノエル・ギャラガーに公式ツイッターで感謝のコメントを投稿した。


Photo:WENN.com

マンチェスターで起きた自爆テロ事件を受けて、歌手のアリアナ・グランデが主催した慈善コンサート「ワン・ラブ・マンチェスター」が、2017年6月4日(現地時間)に開催。参加アーティストの1組であったコールドプレイのクリス・マーティンが「オアシス」の代表曲である『ドント・ルック・バック・イン・アンガー』をカバーし、話題に。同曲といえば、テロ発生直後に行われた黙祷を捧げる会で人々が熱唱して注目されていた。

演奏が始まるとステージのスクリーンには同曲の歌詞が映し出され、アリアナや5万人の観客と合唱。会場には涙ぐむ観客の姿も。コンサート後にクリスは、曲をカバーすることを許可してくれた「オアシス」の元メンバーであるノエル・ギャラガーに公式ツイッターで感謝の意を述べた。

「ノエル、日曜日は『ドント・ルック・バック・イン・アンガー』をプレイする許可を与えてくれてありがとう。コンサートに参加できなかったことは皆が知っていたし、思いは会場に届いていたはずだすばらしい曲を演奏させてくれたことに感謝します。愛を込めて」と投稿。

最後は慈善コンサートにサプライズ登場し、クリスらと共に「オアシス」の楽曲を歌ったリアム・ギャラガーにも感謝の気持ちをポストした。リアムは、クリスがツイッターを投稿する前日に、ノエルがコンサートに参加しなかったことに対して批判のツイートをしていたこともあり、クリスはノエルをフォローする形となった。

一方のノエルはと言うと、クリスのツイートの返答はしていないものの『ドント・ルック・バック・イン・アンガー』の収益を「ウィ・ラブ・マンチェスター緊急基金」に寄付することを発表している。慈善コンサートでの「オアシス」の再結成は実現しなかったが、クリスの歌声は、参加していた人々の心に響いたに違いない。

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