大ヒットアルバム『レモネード』に収録されている楽曲『フリーダム』のスペシャルMVを、自身の公式フェイスブックページに投稿したビヨンセ。そこには、ビヨンセの歌声に合わせてダンスをする少女たちの姿が。ビヨンセがスペシャルMVを制作&公開した理由とは?
2017年10月11日(現地時間)の国際ガールズ・デーに合わせて、自身の大ヒットアルバム『レモネード』に収録されている楽曲『フリーダム』のスペシャルMVを公開したビヨンセ。
映像には『フリーダム』が流れるなか、口パクをしながらダンスをする少女たちの姿が。テロップには「怒り」や「聞いて」といったワードの他に「#FREEDOMFORGIRLS」のハッシュタグも映し出され、メッセージ性の強い仕上がりに。ビヨンセの公式フェイスブックで公開されると、わずか2日間で302万回以上も再生された。さらにビヨンセは、このMVとともに次のコメントも投稿し、「少女たちに自由を」と訴えた。
今日は国際ガールズ・デー。世界中の少女たちが、自由を得るために日々闘っています。この映像を通して行動を起こすために、CHIME FOR CHANGEに協力してください
また映像の途中では、「少女の4人に1人は、望まない結婚を強いられる」「人身売買の被害者の71%が少女である」などの具体的な数字のテロップも表示され、未だに無くならない少女たちの辛い現実を公表した。
「CHIME FOR CHANGE」は、ビヨンセの他に、女優のサルマ・ハエック、グッチの元クリエイティブ・ディレクターであるフリーダ・ジャンニーニの3人が発起人となり、立ち上げた慈善団体。3人の共通点は、少女の母親であるということだ。
自身の楽曲を提供し、またSNSを通して発信することで、「少女たちに自由を」と多くの人々に訴えたビヨンセ。この行動をきっかけに、ひとりでも多くの少女が救われることを願ってやまない。