2014年に、自身が同性愛者であることをカミングアウトした女優のエレン・ペイジ。2018年1月3日(現地時間)に、ダンサーのエマ・ポートナーと結婚したことを、インスタグラムで報告した。
2007年公開の映画『JUNO/ジュノ』で予期せぬ妊娠をしてしまった高校生を演じ、トップスターの仲間入りをはたした女優のエレン・ペイジ。その後、自身が同性愛者であることをカミングアウトした彼女が、ダンサーのエマ・ポートナーと結婚したことをインスタグラムで報告した。
2018年1月3日(現地時間)に、エレンはエマをタグ付けて「この素晴らしい女性を妻と呼ぶことができるなんて信じられません」とコメントし、左手の薬指に結婚指輪をはめた写真をインスタグラムに投稿。エマも、エレンをタグ付けて「愛しているわ」のコメントとともに同じ写真を投稿し、ふたりが結婚したことが公になった。エレンとエマは、2017年7月に路上でキスをしている姿がキャッチされ、交際が発覚した。
以前、米雑誌『The Cut』ではエマのプロフィールを紹介。同誌によると、エマは3歳からダンスを習い始め、現在はブロードウェイ ダンス センターで講師を務めるほどの才能溢れるダンサーとか。ちなみに、ジャスティン・ビーバーの楽曲『ライフ・イズ・ワース・リヴィング』に出演していることでも有名だそう。
一方のエレンは、2014年にラスベガスで開催されたLGBTQの青年を支援するカンファレンスに登壇し、自身が同性愛者であることを公言。さらに、エレンがプロデューサーと主演を務めた映画『Freeheld(原題)』では、女優のジュリアン・ムーアと同性愛者のカップルを演じ、話題を呼んでいた。エレンはのちに、「この映画の出演を機にカミングアウトする決意をした」と、LGBTQの雑誌『OUT』のインタビューで語っている。
カミングアウトし、さらに同性婚まで叶えたエレン。この行動は、悩みを抱えるLGBTQの人たちに大きな勇気を与えたに違いない。